背負うもの~2015 J3 第36節 JリーグU-22選抜戦
「勝負は時の運」
「勝敗は下駄を履くまで分からない」
「勝てば官軍負ければ賊軍」
「目くそ鼻くその争い」
勝負に関する言葉はあまたあれど、
この試合ほど「相撲に勝って勝負に負ける」の言葉を実感した試合はない。


班長は「やきそばパワー」注入です!!
2015 J3 第36節は南長野総合球技場でJリーグアンダー22選抜(以下J-22)を迎えて、11月1日、晩秋の穏やかな日差しのもと午後1:00キックオフ。
長野は帰ってきたエース宇野沢選手をスタメンで使えるようになり、鉄板になりつつある3-4-2-1。
J-22は4バックで中盤に分厚く人数を割き、整ったフォーメーションと規律ある運動で長野の攻撃を封じ込めようという意図が見てとれた。
J-22の選手は平均身長が180cm以上あるのではと思えるほどみんな「デカい」。
加えて、みんな「ウマい」。
個人技や足の速さで長野の選手が置いていかれる場面が頻発し、当然支配率は若武者たちの側が上回る。開始早々苦戦を覚悟した。
山田選手や都並選手がサイドから切り込むも、相手の規律ある守備で前半はシュートまでの形ですら思うように展開することができない。
縦のロングボールが右サイドの前線に張っていた山田選手に渡りシュート、また左サイドからは宇野沢選手の縦パスが有永選手に渡りシュートという観客を沸かせる場面もあったが、枠をとらえることができずにシュートはこの2本のみで前半が終了。

「勝利しか許されない長野」にアクシデント発生!
接触により、パク選手が戦線離脱…。さらに相手キーパーとの接触で宇野沢選手で頭に負傷。
頭にサポーターを巻き、ケガをしている右膝をガッチリ固めている満身創痍のエースの姿が痛々しい。
攻めに転じた後半30分、絵に描いたようなカウンターを食らい、痛恨の失点…。
すいません…、ここからはご批判を承知で書き進めてさせていただきます。
「終戦だ…。選手諸君、君たちはよくがんばった。ありがとう」
という思いが頭をよぎる。不思議と悔しさがなかった。あるのは選手たちへのねぎらいだけだった。
TOPの試合に出場機会の少ない「寄せ集め」ながらJ-22の若武者たちのウマさに脱帽していたし、J1・J2の「懐の深さ」を垣間みることができた。そこにはどうしようもない「格差」が横たわっている。こういうチームを山口や町田のように圧倒し、踏み潰すくらいのチーム力がなければ、「昇格も夢のまた夢」なのではないだろうか。
意識が来年へ向きかけた後半37分、しかし長野はまだ死んではいなかった。4~5人に右サイドで囲まれた宇野沢選手が走り込んできた佐藤選手に後ろ向きにパス、佐藤選手は相手が宇野沢選手のケアに人数を割き過ぎたためにがら空きになった左に動いてシュート!!
同点弾がゴールマウスの左上方に突き刺さった。
ゴール裏は「逆転しろ!」の意味を込めて歓喜のラインダンスを封印。大声援を送り続けた。
3分後、佐藤選手がボールを持ち、高橋選手が中央を駆け上がる。若さが出たのか、この運動に相手がまんまと釣られた。佐藤選手は左から走り込んできたフリーの菅野選手へのパスを冷静に選択。これを確実に決めた長野が逆転勝利!!

試合内容や個人のスキルは素人目にも長野を上回っていたJ-22だったが、背負っているものの大きさの違いが結果に出たのだろうか。
J-22にとっては「相撲に勝って勝負に負けた」試合だったように思えてならない。
もし勝利の女神がいるなら、失点しても下を向かなかった長野の選手たちの姿勢に微笑んでくれたような気がする。
前節山口戦から途中出場の菅野選手が得点が続いている。「菅野選手が入れば勝てる!」という精神的支柱が生まれた。次節もそれが続けば確信に変わる。
プレスに対し、ケガをしていた同選手の復帰を支えた医療スタッフに対する感謝を忘れなかった監督に気づかいの細かさが伝わってくる。
選手のみなさん、サポーターのみなさま。筆者は途中なかばあきらめかけてしまいました。
猛省し、最後まであきらめないことをここにお誓いいたします。
今季一、二を争う劇的勝利を手に入れた昇格を目指す長野だが、町田も勝ったため、現実は更に厳しくなった。最終節の直接対決でひっくり返すには今後、長野の全勝はもちろんのこと、町田の1分1敗以下の成績が求められる。6連勝で充実期を迎え、首位山口を猛追している町田にその成績を求めざるを得ないところに長野の苛烈なまでの不利さがある。(山口の全敗でもわずかな可能性が残されているが…)
相手の失速を願うのはけして気持ちのいいものではない…。
アウェー戦自走運行係 記
「勝敗は下駄を履くまで分からない」
「勝てば官軍負ければ賊軍」
「目くそ鼻くその争い」
勝負に関する言葉はあまたあれど、
この試合ほど「相撲に勝って勝負に負ける」の言葉を実感した試合はない。


班長は「やきそばパワー」注入です!!
2015 J3 第36節は南長野総合球技場でJリーグアンダー22選抜(以下J-22)を迎えて、11月1日、晩秋の穏やかな日差しのもと午後1:00キックオフ。
長野は帰ってきたエース宇野沢選手をスタメンで使えるようになり、鉄板になりつつある3-4-2-1。
J-22は4バックで中盤に分厚く人数を割き、整ったフォーメーションと規律ある運動で長野の攻撃を封じ込めようという意図が見てとれた。
J-22の選手は平均身長が180cm以上あるのではと思えるほどみんな「デカい」。
加えて、みんな「ウマい」。
個人技や足の速さで長野の選手が置いていかれる場面が頻発し、当然支配率は若武者たちの側が上回る。開始早々苦戦を覚悟した。
山田選手や都並選手がサイドから切り込むも、相手の規律ある守備で前半はシュートまでの形ですら思うように展開することができない。
縦のロングボールが右サイドの前線に張っていた山田選手に渡りシュート、また左サイドからは宇野沢選手の縦パスが有永選手に渡りシュートという観客を沸かせる場面もあったが、枠をとらえることができずにシュートはこの2本のみで前半が終了。

「勝利しか許されない長野」にアクシデント発生!
接触により、パク選手が戦線離脱…。さらに相手キーパーとの接触で宇野沢選手で頭に負傷。
頭にサポーターを巻き、ケガをしている右膝をガッチリ固めている満身創痍のエースの姿が痛々しい。
攻めに転じた後半30分、絵に描いたようなカウンターを食らい、痛恨の失点…。
すいません…、ここからはご批判を承知で書き進めてさせていただきます。
「終戦だ…。選手諸君、君たちはよくがんばった。ありがとう」
という思いが頭をよぎる。不思議と悔しさがなかった。あるのは選手たちへのねぎらいだけだった。
TOPの試合に出場機会の少ない「寄せ集め」ながらJ-22の若武者たちのウマさに脱帽していたし、J1・J2の「懐の深さ」を垣間みることができた。そこにはどうしようもない「格差」が横たわっている。こういうチームを山口や町田のように圧倒し、踏み潰すくらいのチーム力がなければ、「昇格も夢のまた夢」なのではないだろうか。
意識が来年へ向きかけた後半37分、しかし長野はまだ死んではいなかった。4~5人に右サイドで囲まれた宇野沢選手が走り込んできた佐藤選手に後ろ向きにパス、佐藤選手は相手が宇野沢選手のケアに人数を割き過ぎたためにがら空きになった左に動いてシュート!!
同点弾がゴールマウスの左上方に突き刺さった。
ゴール裏は「逆転しろ!」の意味を込めて歓喜のラインダンスを封印。大声援を送り続けた。
3分後、佐藤選手がボールを持ち、高橋選手が中央を駆け上がる。若さが出たのか、この運動に相手がまんまと釣られた。佐藤選手は左から走り込んできたフリーの菅野選手へのパスを冷静に選択。これを確実に決めた長野が逆転勝利!!

試合内容や個人のスキルは素人目にも長野を上回っていたJ-22だったが、背負っているものの大きさの違いが結果に出たのだろうか。
J-22にとっては「相撲に勝って勝負に負けた」試合だったように思えてならない。
もし勝利の女神がいるなら、失点しても下を向かなかった長野の選手たちの姿勢に微笑んでくれたような気がする。
前節山口戦から途中出場の菅野選手が得点が続いている。「菅野選手が入れば勝てる!」という精神的支柱が生まれた。次節もそれが続けば確信に変わる。
プレスに対し、ケガをしていた同選手の復帰を支えた医療スタッフに対する感謝を忘れなかった監督に気づかいの細かさが伝わってくる。
選手のみなさん、サポーターのみなさま。筆者は途中なかばあきらめかけてしまいました。
猛省し、最後まであきらめないことをここにお誓いいたします。
今季一、二を争う劇的勝利を手に入れた昇格を目指す長野だが、町田も勝ったため、現実は更に厳しくなった。最終節の直接対決でひっくり返すには今後、長野の全勝はもちろんのこと、町田の1分1敗以下の成績が求められる。6連勝で充実期を迎え、首位山口を猛追している町田にその成績を求めざるを得ないところに長野の苛烈なまでの不利さがある。(山口の全敗でもわずかな可能性が残されているが…)
相手の失速を願うのはけして気持ちのいいものではない…。
アウェー戦自走運行係 記