『大人の修学旅行』~戦後70年、サッカーを観られる幸せを今ふたたび痛感せんとす~
前回のJ3 第35節 レノファ山口FC戦の試合観戦記に続きまして、ざっくりではありますが観光&グルメの記録を…。
タイトルにもありますように『大人の修学旅行』と銘打った訳は、せっかく山口まで行くのなら広島で前泊して、この戦後70年という節目に、今こうして平和な世の中でサッカーを観戦できるのは、戦陣に散り戦渦に倒れた幾百万ともいわれる尊い生命の犠牲の上に成り立っているという事実を今一度確認しようと思いたったからであります…。なーんて堅苦しい事書いてますが、まぁ、ただの広島観光なんですけどね(照笑)。
まぁ、このブログはパルセイロの応援記だし、あまり己の思想的な事を述べたりするのは野暮なので、写真をメインにさくっと紹介していきます。
10月24日、朝5時過ぎに長野を出発して一路広島へと向います。途中渋滞もありましたがほぼ予定通りに呉市に到着。最初の観光は「大和ミュージアム」であります。

隣接の「海上自衛隊呉資料館」の潜水艦がひときわ目を引きます。
さぁ、自走運転係が特に行きたがっていた「大和ミュージアム」へ入館。
「大和ミュージアム」は戦艦「大和」を建造した軍港、日本一の海軍工廠のまちとして栄え、戦後は、世界最大のタンカーを数多く建造する明治以降の「呉の歴史」と造船・製鋼を始めとした各種の「科学技術」を紹介する博物館らしいっす。


館内には、10分の1のスケールながら忠実に再現された戦艦大和や零式艦上戦闘機六二型などの実物が展示され、また呉の歴史や戦艦大和の生涯などを分かりやすく知ることができます。

ミュージアムの外に出てみると呉港に沈む夕陽がとてもきれいでした。
「大和ミュージアム」を後に宿泊先の広島市のホテルへ。そして待望の広島グルメ堪能する大人タイムへ突入です!
広島と言ったらやっぱり「牡蠣」!
1軒目はかき小屋の人気店直系の居酒屋「海平商店」さんへ。こちらのお店へは予約なしで行ったのですが、たまたま予約席が早めに空いたということでナイスタイミングで座ることができました♪ その後、続々とお客さんがくるのですがすべてお断りしていました。いや〜よかった(汗)。

まずはこのお店名物の「ミルキー鉄男のがんがん焼き」を注文。まぁ、牡蠣の蒸し焼きな感じですね(笑)。卓上コンロの上に牡蠣が入ったおせんべいの缶みたいな容器を乗せて、火をつけ10分ほど焼いていきます。

中には牡蠣がゴロゴロ。10個は入っています。

牡蠣アーップ! こちらの一品なんと1kgで1000円! 信じられない安さであります。やや小粒なもののプリプリとした身にふわ〜と広がる潮の香りがたまりません! さらに1缶追加オーダーです(笑)。あと缶の底に溜まった、牡蠣の旨味が凝縮された汁が大変おいしゅうございました。

あとは新鮮な魚のお刺身などもいただきました。小いわしが特に美味しかったです♪
さて、1軒目を後にして次に向かったのは、やはりこれもはずせない広島名物「お好み焼き」。まぁ、食べログなどで紹介されている有名店はさすがに込んでいるようなので、ここはお好み焼き村近くの適当なお店に入ってみます。若干おなかがきつかったので4人で2枚を注文。定番の肉たま焼きです。

個人的に初めて食す本場の広島お好み焼き。すげー期待していたのですが…率直な感想は「こんなもん?」。普通に美味しかったのですがあまりに期待が大きすぎたか…。要リベンジな感じでした(笑)。

お好み焼きやさんを出てしばし繁華街を徘徊。するとまさにご当地ちっくな焼き鳥やさんを発見。せっかく広島まできたことだし真っ赤に染まろうぜ、ということで「薬研堀球場カープ鳥本店」さんへ。写真は無いのですが、まさにカープ色に染められたこちらのお店、焼き鳥メニューはすべて選手の名前がついており、例えばピーマン肉詰めは福井、豚シソ巻きは梵、エノキベーコンは倉、うずらベーコンは丸ます、って具合です(笑)。
さてさて、この日はこれにて撤収。まだ時間も早かったのですがお腹もかなり膨れたので、翌日に備えて長距離運転で疲れた身体をホテルで休ませることにしました。
10月25日、ちょっと早起きしてまずは広島平和記念公園へ。実はわたくし初めての訪問であります。
平和記念公園は広島市の中心部にある広大な公園で、世界の恒久平和を願って爆心地に近いこの場所に建設され、園内には原爆投下当時の広島の様子を展示した広島平和記念資料館や世界遺産に登録されている原爆ドームや原爆死没者慰霊碑、国立広島原爆死没者追悼平和祈念館、広島国際会議場などがあるらしいっす。とりあえず写真をどうぞ。

原爆の子の像



原爆ドーム
園内を散策し、「広島平和記念資料館」を見学。この日はとても良く晴れ気温も高く、10月も終わりに近いというのに陽射しがとても眩しく、まるで夏のようでありました…。
さ、社会見学のあとはランチタイム。斬り込み隊長のたっての希望で路面電車で広島駅へと向い駅ビルの中で「尾道ラーメン」を食べてまいりました。

「尾道ラーメン(細麺)」
う、うまい。瀬戸内の小魚のダシが効いたスープは滋味溢れやさしい感じでとっても美味しい♡ スープに浮かぶ背油がコクと旨味を加えいいアクセントになっています。個人的にはかなり好みのラーメンで大満足です。今度はぜひ尾道で食べてみたいですね♪
このあとは山口へと向い試合観戦となり、長い1日が終わります。
いや〜『大人の修学旅行』という割にはたいした事なかったっすね(笑)。試合観戦が一番の目的ですが、中々訪れることのできない土地を巡り、観光して、美味しいものを食べて…やっぱアウェイツアーはいいもんですね。あらためて旅の面白さを実感いたしました。
ほんとはもっと飲みたかったし、食べたかったし、宮島へも行きたかったけど、いつの日か訪れる、サンフレッチェ広島と戦う日までの楽しみとしておきましょう(笑)。
班長 記
タイトルにもありますように『大人の修学旅行』と銘打った訳は、せっかく山口まで行くのなら広島で前泊して、この戦後70年という節目に、今こうして平和な世の中でサッカーを観戦できるのは、戦陣に散り戦渦に倒れた幾百万ともいわれる尊い生命の犠牲の上に成り立っているという事実を今一度確認しようと思いたったからであります…。なーんて堅苦しい事書いてますが、まぁ、ただの広島観光なんですけどね(照笑)。
まぁ、このブログはパルセイロの応援記だし、あまり己の思想的な事を述べたりするのは野暮なので、写真をメインにさくっと紹介していきます。
10月24日、朝5時過ぎに長野を出発して一路広島へと向います。途中渋滞もありましたがほぼ予定通りに呉市に到着。最初の観光は「大和ミュージアム」であります。

隣接の「海上自衛隊呉資料館」の潜水艦がひときわ目を引きます。
さぁ、自走運転係が特に行きたがっていた「大和ミュージアム」へ入館。
「大和ミュージアム」は戦艦「大和」を建造した軍港、日本一の海軍工廠のまちとして栄え、戦後は、世界最大のタンカーを数多く建造する明治以降の「呉の歴史」と造船・製鋼を始めとした各種の「科学技術」を紹介する博物館らしいっす。


館内には、10分の1のスケールながら忠実に再現された戦艦大和や零式艦上戦闘機六二型などの実物が展示され、また呉の歴史や戦艦大和の生涯などを分かりやすく知ることができます。

ミュージアムの外に出てみると呉港に沈む夕陽がとてもきれいでした。
「大和ミュージアム」を後に宿泊先の広島市のホテルへ。そして待望の広島グルメ堪能する大人タイムへ突入です!
広島と言ったらやっぱり「牡蠣」!
1軒目はかき小屋の人気店直系の居酒屋「海平商店」さんへ。こちらのお店へは予約なしで行ったのですが、たまたま予約席が早めに空いたということでナイスタイミングで座ることができました♪ その後、続々とお客さんがくるのですがすべてお断りしていました。いや〜よかった(汗)。

まずはこのお店名物の「ミルキー鉄男のがんがん焼き」を注文。まぁ、牡蠣の蒸し焼きな感じですね(笑)。卓上コンロの上に牡蠣が入ったおせんべいの缶みたいな容器を乗せて、火をつけ10分ほど焼いていきます。

中には牡蠣がゴロゴロ。10個は入っています。

牡蠣アーップ! こちらの一品なんと1kgで1000円! 信じられない安さであります。やや小粒なもののプリプリとした身にふわ〜と広がる潮の香りがたまりません! さらに1缶追加オーダーです(笑)。あと缶の底に溜まった、牡蠣の旨味が凝縮された汁が大変おいしゅうございました。

あとは新鮮な魚のお刺身などもいただきました。小いわしが特に美味しかったです♪
さて、1軒目を後にして次に向かったのは、やはりこれもはずせない広島名物「お好み焼き」。まぁ、食べログなどで紹介されている有名店はさすがに込んでいるようなので、ここはお好み焼き村近くの適当なお店に入ってみます。若干おなかがきつかったので4人で2枚を注文。定番の肉たま焼きです。

個人的に初めて食す本場の広島お好み焼き。すげー期待していたのですが…率直な感想は「こんなもん?」。普通に美味しかったのですがあまりに期待が大きすぎたか…。要リベンジな感じでした(笑)。

お好み焼きやさんを出てしばし繁華街を徘徊。するとまさにご当地ちっくな焼き鳥やさんを発見。せっかく広島まできたことだし真っ赤に染まろうぜ、ということで「薬研堀球場カープ鳥本店」さんへ。写真は無いのですが、まさにカープ色に染められたこちらのお店、焼き鳥メニューはすべて選手の名前がついており、例えばピーマン肉詰めは福井、豚シソ巻きは梵、エノキベーコンは倉、うずらベーコンは丸ます、って具合です(笑)。
さてさて、この日はこれにて撤収。まだ時間も早かったのですがお腹もかなり膨れたので、翌日に備えて長距離運転で疲れた身体をホテルで休ませることにしました。
10月25日、ちょっと早起きしてまずは広島平和記念公園へ。実はわたくし初めての訪問であります。
平和記念公園は広島市の中心部にある広大な公園で、世界の恒久平和を願って爆心地に近いこの場所に建設され、園内には原爆投下当時の広島の様子を展示した広島平和記念資料館や世界遺産に登録されている原爆ドームや原爆死没者慰霊碑、国立広島原爆死没者追悼平和祈念館、広島国際会議場などがあるらしいっす。とりあえず写真をどうぞ。

原爆の子の像



原爆ドーム
園内を散策し、「広島平和記念資料館」を見学。この日はとても良く晴れ気温も高く、10月も終わりに近いというのに陽射しがとても眩しく、まるで夏のようでありました…。
さ、社会見学のあとはランチタイム。斬り込み隊長のたっての希望で路面電車で広島駅へと向い駅ビルの中で「尾道ラーメン」を食べてまいりました。

「尾道ラーメン(細麺)」
う、うまい。瀬戸内の小魚のダシが効いたスープは滋味溢れやさしい感じでとっても美味しい♡ スープに浮かぶ背油がコクと旨味を加えいいアクセントになっています。個人的にはかなり好みのラーメンで大満足です。今度はぜひ尾道で食べてみたいですね♪
このあとは山口へと向い試合観戦となり、長い1日が終わります。
いや〜『大人の修学旅行』という割にはたいした事なかったっすね(笑)。試合観戦が一番の目的ですが、中々訪れることのできない土地を巡り、観光して、美味しいものを食べて…やっぱアウェイツアーはいいもんですね。あらためて旅の面白さを実感いたしました。
ほんとはもっと飲みたかったし、食べたかったし、宮島へも行きたかったけど、いつの日か訪れる、サンフレッチェ広島と戦う日までの楽しみとしておきましょう(笑)。
班長 記
2015年10月30日 Posted by バクスタしゃなな班 at 19:12 │Comments(0)
死闘、再び〜J3 第35節 レノファ山口FC戦
10月25日に行われたレノファ山口FCとの一戦に、弊班一行は「バクスタしゃなな班『大人の修学旅行』~戦後70年、サッカーを観られる幸せを今ふたたび痛感せんとす~」と銘打って、遠く離れたアウェイ山口の地へ自走で行ってまいりました。長野〜広島〜山口〜長野の行程で2泊3日、走行距離約1900kmの過去最長のロングドライブ。弊班お得意の観光&グルメを組み込んだ、まさに『大人の修学旅行』と相成りました。観光&グルメはさておき、まずは試合の観戦記からお届けいたします。
今シーズンの中で最も印象に残り、またサッカーの楽しさに魅せられ、そして悔しい思いをした、7月12日に行われた第20節レノファ山口FCとの一戦から3ヶ月の時を経て再び維新スタジアムへやって来ました。
今節までの対山口との戦績は2勝2敗(TMと天皇杯を含む)。やられたらやりかえす。意地と意地がぶつかり合うオレンジダービー。勝利の女神はどちらに微笑むのか? 19:00キックオフ!

長野側のゴール裏には50名ほどのパルセイロサポーターが駆けつけ山口に劣らない一体感と声量で後押ししています。私が観戦したメインスタンドには10名ほどでしょうか、同じくパルセイロサポーターが一角を陣取り、側面支援とばかりに声を張り上げ選手達を鼓舞します。まぁ、アウェイ感ハンパなかったですね(汗)。ただ私たちの周りは割とライトサポさんが多かったようで、あまり声を上げることもなく試合を楽しんでいる感じで、むしろ長野サポの熱さと声のでかさが際立ってました(笑)。
さてさて試合の方は、我らがエース宇野沢選手がスタメン入りし、あとの布陣は前節と同じ。3-4-3もしくは3-4-2-1といったフォーメーションです。
両チームとも慎重な試合の入り。だが時間が経つにつれお互いの意地と意地がぶつかり始めたかのように徐々にヒートアップしていきます。互いにチャンスを作るものの一進一退の攻防が続きます。そんな中、28分に仙石選手の跳ね返したボールが前線の有永選手へのナイスパスとなり、そのまま有永選手が鮮やかなループシュートを放ち待望の先制点を奪います。実はその時、私は双眼鏡を手に相手選手をもろもろチェックしていたため、肝心のゴールシーンを見逃してしまいました(涙)。歓喜のラインダンスであります!
しかし、山口は気落ちすることなく、今シーズン長野の倍以上の得点を上げているその攻撃力を発揮して長野の陣内へと攻め込み、40分に福満選手のミドルシュートを決められ同点とされてしまいました。その後もかなりやばいシーンもありましたがなんとか持ちこたえて1-1のまま前半を終えます。
ここまでの感想といたしましては、やはり山口の攻撃は怖い。ゴール前に人数をかけて攻め込み、長野のDFを翻弄し崩す姿には下腹部がちぢこまりマス。ちなみにハーフタイムの喫煙場所では山口サポさん達が佐藤選手の事を話題にしていました。「佐藤はやっぱり怖えなぁ〜」とか「あの髪の毛がやべぇなぁ〜」とか(笑)。
泣いても笑ってもあと45分。さぁ後半スタート!

前半と同様に一進一退の攻防を続ける両チーム。いや、むしろ山口の方がやや優勢か。何度か裏を取られ、あぶないシーンがありましたがなんとか失点はまぬがれます。長野も点を取りにいっている以上かなりラインが上がっているので、「まぁ、よし」と自分に言い聞かせます。
そんなハラハラドキドキの展開で試合が進む中、70分に長野は両サイドの2枚替え、右に菅野選手、左にケガから復帰した西口選手をピッチに送り込みます。すると、その替わったばかりの菅野選手が大仕事をやってのけます。有永選手からのワンツーから切れ込み、その右足から放たれたボールは相手ゴールへ!
「んぐわぁーーーーっ!」声にならない雄叫びと共に渾身のガッツポーズ! ハイタッチと共にこの日2回目のラインダンスをメインスタンドで飛び跳ねます。うひょ〜♡。
その後はエース宇野沢選手の復調が見て取れる、バー直撃の惜しいシュートなどもありましたが、長めのアディショナルタイムもしのぎきり、2-1で第20節のあの悔しさを晴らす見事な勝利を納める事ができました。パチパチパチ♪
これで8戦負け無し。
町田との勝ち点差は7のままですし、状況はなにも変わっちゃおりませんがとにかく何が何でも残り4試合を勝つのみ! 弊班も最後まで力の限り応援するのみであります。

この試合でちょっと気になったことを少し。
まず山口の攻撃力というかゴールに向かう突進力は相変わらずすごかったですね。なんちゅうんですかね、トップスピードに乗るのが早いというか…。まずセカンドボールへの第一歩が山口の方が早く、始動で遅れた長野はどうしても受けになってしまいボールを奪われてしまう感じ。その時点で他の山口の選手達は走り出しており、スピードに乗った状態でパスを受け、さらに人数をかけた厚みのある攻撃をしかけシュートまで持ち込むってのが何度か見受けられました。同点弾を決められたシーンも球際の攻防でボールを奪われてからでした…。
逆に長野目線からだと、山口のキーパーはボールを持つと前線へは蹴り込まないで近い選手にボールを渡そうとするんですね。おそらく蹴り込んでも長身の選手が揃う長野相手では空中戦に勝てないと思っての対策なんだろうけど…。しかし長野はこれを見越して前線からプレッシャーをかけるんです。で、しかたなくラインを上げさせてキーパーが蹴ると…。これ、結果的に長野の先制点のシーンに繋がっていたのでは?
うーむ。もしかしたら「長野はあまり球際は強くないから絶対負けるな」という山口側の、「山口のキーパーは前へ蹴り出さない可能性が高い。そしたら前からプレッシャーをかけろ」という長野側の、両チームのスカウティングの成果なのでしょうかね?
まぁ、素人目の、ホント素人の感想なんで適当に流しておいてください(笑)。
そんなこんなで今シーズンの山口との試合は3勝2敗で勝ち越しに成功! 毎試合スリリングな展開で楽しませていただきました♪
「いや〜、負けたけど面白い試合だった〜」帰り際の山口サポさん達からこんな声が聞こえてきました。
「こちらこそ…」私は心の中でつぶやいておりました。
ちゃんちゃん♪
次回、『大人の修学旅行』を体現する、観光&グルメ編をお届けしまーす。お楽しみに。
追記
前回の自走運行係の記事にも書いてありました翌日の地元ラジオ局の番組のくだりですが、実はこんなやりとりも。
男性「いや〜、もうみんな絶対レノファが優勝すると思っているのでしょうが、私が思うに優勝の確率はレノファが6割、町田が3割5分、そして長野が5分と…」
女性「え〜、長野はまだ5分もあるんですか〜」
なんだっ「長野はまだ5分も」は、しかも「も」とは!
長野の事よりも尻に火がついたてめえの応援するチームの事を心配しやがれ! と言いたいところですが、楽しい旅先での出来事なので聞かなかったことにしときます(笑)。
班長 記
今シーズンの中で最も印象に残り、またサッカーの楽しさに魅せられ、そして悔しい思いをした、7月12日に行われた第20節レノファ山口FCとの一戦から3ヶ月の時を経て再び維新スタジアムへやって来ました。
今節までの対山口との戦績は2勝2敗(TMと天皇杯を含む)。やられたらやりかえす。意地と意地がぶつかり合うオレンジダービー。勝利の女神はどちらに微笑むのか? 19:00キックオフ!

長野側のゴール裏には50名ほどのパルセイロサポーターが駆けつけ山口に劣らない一体感と声量で後押ししています。私が観戦したメインスタンドには10名ほどでしょうか、同じくパルセイロサポーターが一角を陣取り、側面支援とばかりに声を張り上げ選手達を鼓舞します。まぁ、アウェイ感ハンパなかったですね(汗)。ただ私たちの周りは割とライトサポさんが多かったようで、あまり声を上げることもなく試合を楽しんでいる感じで、むしろ長野サポの熱さと声のでかさが際立ってました(笑)。
さてさて試合の方は、我らがエース宇野沢選手がスタメン入りし、あとの布陣は前節と同じ。3-4-3もしくは3-4-2-1といったフォーメーションです。
両チームとも慎重な試合の入り。だが時間が経つにつれお互いの意地と意地がぶつかり始めたかのように徐々にヒートアップしていきます。互いにチャンスを作るものの一進一退の攻防が続きます。そんな中、28分に仙石選手の跳ね返したボールが前線の有永選手へのナイスパスとなり、そのまま有永選手が鮮やかなループシュートを放ち待望の先制点を奪います。実はその時、私は双眼鏡を手に相手選手をもろもろチェックしていたため、肝心のゴールシーンを見逃してしまいました(涙)。歓喜のラインダンスであります!
しかし、山口は気落ちすることなく、今シーズン長野の倍以上の得点を上げているその攻撃力を発揮して長野の陣内へと攻め込み、40分に福満選手のミドルシュートを決められ同点とされてしまいました。その後もかなりやばいシーンもありましたがなんとか持ちこたえて1-1のまま前半を終えます。
ここまでの感想といたしましては、やはり山口の攻撃は怖い。ゴール前に人数をかけて攻め込み、長野のDFを翻弄し崩す姿には下腹部がちぢこまりマス。ちなみにハーフタイムの喫煙場所では山口サポさん達が佐藤選手の事を話題にしていました。「佐藤はやっぱり怖えなぁ〜」とか「あの髪の毛がやべぇなぁ〜」とか(笑)。
泣いても笑ってもあと45分。さぁ後半スタート!

前半と同様に一進一退の攻防を続ける両チーム。いや、むしろ山口の方がやや優勢か。何度か裏を取られ、あぶないシーンがありましたがなんとか失点はまぬがれます。長野も点を取りにいっている以上かなりラインが上がっているので、「まぁ、よし」と自分に言い聞かせます。
そんなハラハラドキドキの展開で試合が進む中、70分に長野は両サイドの2枚替え、右に菅野選手、左にケガから復帰した西口選手をピッチに送り込みます。すると、その替わったばかりの菅野選手が大仕事をやってのけます。有永選手からのワンツーから切れ込み、その右足から放たれたボールは相手ゴールへ!
「んぐわぁーーーーっ!」声にならない雄叫びと共に渾身のガッツポーズ! ハイタッチと共にこの日2回目のラインダンスをメインスタンドで飛び跳ねます。うひょ〜♡。
その後はエース宇野沢選手の復調が見て取れる、バー直撃の惜しいシュートなどもありましたが、長めのアディショナルタイムもしのぎきり、2-1で第20節のあの悔しさを晴らす見事な勝利を納める事ができました。パチパチパチ♪
これで8戦負け無し。
町田との勝ち点差は7のままですし、状況はなにも変わっちゃおりませんがとにかく何が何でも残り4試合を勝つのみ! 弊班も最後まで力の限り応援するのみであります。

この試合でちょっと気になったことを少し。
まず山口の攻撃力というかゴールに向かう突進力は相変わらずすごかったですね。なんちゅうんですかね、トップスピードに乗るのが早いというか…。まずセカンドボールへの第一歩が山口の方が早く、始動で遅れた長野はどうしても受けになってしまいボールを奪われてしまう感じ。その時点で他の山口の選手達は走り出しており、スピードに乗った状態でパスを受け、さらに人数をかけた厚みのある攻撃をしかけシュートまで持ち込むってのが何度か見受けられました。同点弾を決められたシーンも球際の攻防でボールを奪われてからでした…。
逆に長野目線からだと、山口のキーパーはボールを持つと前線へは蹴り込まないで近い選手にボールを渡そうとするんですね。おそらく蹴り込んでも長身の選手が揃う長野相手では空中戦に勝てないと思っての対策なんだろうけど…。しかし長野はこれを見越して前線からプレッシャーをかけるんです。で、しかたなくラインを上げさせてキーパーが蹴ると…。これ、結果的に長野の先制点のシーンに繋がっていたのでは?
うーむ。もしかしたら「長野はあまり球際は強くないから絶対負けるな」という山口側の、「山口のキーパーは前へ蹴り出さない可能性が高い。そしたら前からプレッシャーをかけろ」という長野側の、両チームのスカウティングの成果なのでしょうかね?
まぁ、素人目の、ホント素人の感想なんで適当に流しておいてください(笑)。
そんなこんなで今シーズンの山口との試合は3勝2敗で勝ち越しに成功! 毎試合スリリングな展開で楽しませていただきました♪
「いや〜、負けたけど面白い試合だった〜」帰り際の山口サポさん達からこんな声が聞こえてきました。
「こちらこそ…」私は心の中でつぶやいておりました。
ちゃんちゃん♪
次回、『大人の修学旅行』を体現する、観光&グルメ編をお届けしまーす。お楽しみに。
追記
前回の自走運行係の記事にも書いてありました翌日の地元ラジオ局の番組のくだりですが、実はこんなやりとりも。
男性「いや〜、もうみんな絶対レノファが優勝すると思っているのでしょうが、私が思うに優勝の確率はレノファが6割、町田が3割5分、そして長野が5分と…」
女性「え〜、長野はまだ5分もあるんですか〜」
なんだっ「長野はまだ5分も」は、しかも「も」とは!
長野の事よりも尻に火がついたてめえの応援するチームの事を心配しやがれ! と言いたいところですが、楽しい旅先での出来事なので聞かなかったことにしときます(笑)。
班長 記
2015年10月28日 Posted by バクスタしゃなな班 at 20:48 │Comments(0)
山口新聞~2015 J3 第35節 レノファ山口FC戦
弊班班長は「長野は崖っぷちどころか、崖から落ちて枝にぶら下がっている状態」という絶妙な揶揄表現を使う。
確かにその通り。もはや負けは許されない…。
ということで弊班『大人の修学旅行』小隊は10月25日、レノファ山口FC戦ののち山口市に後泊し、昨日(10月26日)900kmの彼方から無事復命いたしました。

アウェー戦後泊恒例「地元紙~チェック!!」
今期J3初参入ながら、圧倒的な攻撃力を見せ、(と言っても差し支えありませんよね…)
J2昇格圏内確定はもちろん、優勝目前の山口の全県地元紙「山口新聞」です。

1面と運動面にレノファ山口vs長野の試合結果を紹介しており、またご当地AM民放ラジオは男女アナウンサーが務める朝の情報番組でもゲストを電話で繋いで「山口vs長野」の結果と試合内容を時間を使って放送していました。(女性アナウンサーのレノファへの造詣の無さが伝わってきてある意味笑えたが…)地元でのレノファ山口の盛り上がりも肌で感じてまいりました。
だが…。
これを読んでほしい。

いやいや待て。
仮にこの試合、長野が山口に負けて勝ち点が60のままだったと仮定しよう…。
長野も町田も残り4試合、町田が全敗するとすれば(もちろん可能性は低いが…)勝ち点は70のまま、
長野が残りを全勝すれば+12で72。
「勝たなければ3位以下が確定する長野」という表現は明らかに間違っている。

試合結果後のリアルな勝ち点から勘案すればこの先山口が全敗して、長野が全勝すれば勝ち点で長野が山口を上回る可能性もゼロではない。(もちろんこちらも可能性は低いが…)
小学校の算数レベルの計算ミスだ。
「後がない」というのは確かに当たっているけど…。
長野は選手はもちろん、チームもスポンサーもサポーターも地域も必死に戦っている。それはもちろん山口を含め、他のチームも一緒だ。
こちとら成績はクリアしてもスタジアム問題で何年も何年も涙を飲んできた苦い歴史がある。安易に、ましてや間違って「3位確定」、なんて言葉を使うのは相手に対してのリスペクトが足りなさすぎる。
首位にいる「上から目線」に腹が立つ。
山口新聞よ君たちにぴったりの言葉を進呈しよう。
「おごれる者も久しからず」
天につばを吐かないことだ。
(10月27日付で訂正が入っているかは筆者には伺い知ることはできない…。もう長野に帰ってきてるし、もし訂正が入っていたら山口新聞さんごめんない。)
試合と旅の珍道中は弊班班長が近日UP予定。続報を待て。
アウェー戦自走運行係 記
確かにその通り。もはや負けは許されない…。
ということで弊班『大人の修学旅行』小隊は10月25日、レノファ山口FC戦ののち山口市に後泊し、昨日(10月26日)900kmの彼方から無事復命いたしました。

アウェー戦後泊恒例「地元紙~チェック!!」
今期J3初参入ながら、圧倒的な攻撃力を見せ、(と言っても差し支えありませんよね…)
J2昇格圏内確定はもちろん、優勝目前の山口の全県地元紙「山口新聞」です。

1面と運動面にレノファ山口vs長野の試合結果を紹介しており、またご当地AM民放ラジオは男女アナウンサーが務める朝の情報番組でもゲストを電話で繋いで「山口vs長野」の結果と試合内容を時間を使って放送していました。(女性アナウンサーのレノファへの造詣の無さが伝わってきてある意味笑えたが…)地元でのレノファ山口の盛り上がりも肌で感じてまいりました。
だが…。
これを読んでほしい。

いやいや待て。
仮にこの試合、長野が山口に負けて勝ち点が60のままだったと仮定しよう…。
長野も町田も残り4試合、町田が全敗するとすれば(もちろん可能性は低いが…)勝ち点は70のまま、
長野が残りを全勝すれば+12で72。
「勝たなければ3位以下が確定する長野」という表現は明らかに間違っている。

試合結果後のリアルな勝ち点から勘案すればこの先山口が全敗して、長野が全勝すれば勝ち点で長野が山口を上回る可能性もゼロではない。(もちろんこちらも可能性は低いが…)
小学校の算数レベルの計算ミスだ。
「後がない」というのは確かに当たっているけど…。
長野は選手はもちろん、チームもスポンサーもサポーターも地域も必死に戦っている。それはもちろん山口を含め、他のチームも一緒だ。
こちとら成績はクリアしてもスタジアム問題で何年も何年も涙を飲んできた苦い歴史がある。安易に、ましてや間違って「3位確定」、なんて言葉を使うのは相手に対してのリスペクトが足りなさすぎる。
首位にいる「上から目線」に腹が立つ。
山口新聞よ君たちにぴったりの言葉を進呈しよう。
「おごれる者も久しからず」
天につばを吐かないことだ。
(10月27日付で訂正が入っているかは筆者には伺い知ることはできない…。もう長野に帰ってきてるし、もし訂正が入っていたら山口新聞さんごめんない。)
試合と旅の珍道中は弊班班長が近日UP予定。続報を待て。
アウェー戦自走運行係 記
2015年10月27日 Posted by バクスタしゃなな班 at 15:47 │Comments(0)
熱視線~2015 J3 第34節 FC琉球戦

前節、アウェー秋田戦に弊班から唯一参戦した「女子マネ」の秋田土産と終了間際で勝利がスルリと逃げた悔しさを…

まずはこいつで流し込みます。
さらに弊班「斬り込み隊長」の新潟土産「鮭びたし」の差し入れも加わり、ちょびっとビールの消費量が増した弊班…。
10月中旬だというのに、まるで夏が戻ってきたかのような直射日光を受けるバクスタは回る酔いも手伝って、汗をかきかきの観戦になりました。
日陰のメインスタンドは絶好の観戦日和だったのではないでしょうか?

目標の優勝からは既に下方修正したものの、現時点(10月19日現在)では自力での「昇格圏内」も失っている長野…。
前節の引き分けは確かに痛かったが、これでやらなければいけないことが単純明快にたったひとつになった。
「何が何でもどんな形でも残り全部勝つこと」。
2位町田の成績次第では直接対決で決着という千載一遇のチャンスがまだ残っている。
2015 J3 第34節は南長野総合球技場でFC“薩川”琉球を迎えて、赤とんぼが辺りにフワリフワリ飛び交う穏やかな秋の午後3:00キックオフ。

(グッズはあまり購入しない筆者ですが、自転車乗りにはこの時期助かります。)
FC琉球は確かに成績的には分がいい相手だが、今の長野には「お得意さま」などもうどこにも存在しない。2点以上は取れないという厳然たる事実が勝負の際どさをより一層引き立たせてしまう。観ている方はコチトラ一息つく間もないハラハラ、ドキドキの波状攻撃に試合後はグッタリしてしまう。まあ、それが勝ったうれしさ、負けた悔しさを倍増させるのだが…。
9試合ぶり(だそうです…)にエース宇野沢選手を先発させ、彼を1トップに置いた3-4-2-1のフォーメーション。FW以外は最近の固定メンバーで試合開始の笛が鳴る。
相似する両チームが「がっぷりよつ」に組むとやはり一進一退の攻防は予想の範囲だ。長野は相手陣地の深い位置でのサイドチェンジがほぼほぼ決まり、山田選手・都並選手を中心にサイドから崩す攻撃に、琉球は中央からディフェンスラインを突破する攻撃を中心にお互いにチャンスは作るものの、決め手がなくそのまま前半が終了するかと思いきや44分、琉球のCK(その前のプレーは琉球のハンド臭かったんですけど…)から決められ、先制される。田中謙吾選手をもってしても防ぎようのない、敵ながら鮮やかなボレーでした。
しかしロスタイムに突入後、仙石選手のFKから内野選手の頭で同点に追いつく!
今思えば、この試合に「熱視線」を送るとすれば、ココに集約されるかもしれない。失点直後、前半のうちに追いついてリセットできたことが後半の攻撃への導火線に火を付けた気がする。
後半15分、都並選手が左から上げたクロスボールが試合の最大の権威と権限を有する「黒い石」に当たって方向が変わり、佐藤選手が2人のディフェンスを交わして押し込み勝ち越し点!
今季も「黒い石」が下す「?」の判定もありましたが、ここにきてナイスアシスト!「運も実力のうち」と割り切ってここはありがたく享受しましょう。
時計は刻々と時を刻み、都並選手のバーを叩いて天を仰いだシュートもあったが、今節もご多分に漏れず、2点以上の得点の上積みはなく、1点差で「ロスタイム」という名の恐怖と戦慄のプレゼントは「3分」…。筆者の「ノミの心臓」が悲鳴を上げました。
北信地方(北信濃)の方言で言えば「おえ~、また、なげんでねぇーかい?(おいおい、ちょっと、長くないですか?)」。
血圧Maxの3分をつつがなくしのいで試合終了!!
2-1でFC琉球を下して勝利!!


次節、弊班からも4人で山口に乗り込みます。
名付けて「バクスタしゃなな班『大人の修学旅行』~戦後70年、サッカーを観られる幸せを今ふたたび痛感せんとす~」(仮題)
いま戦争のない日本に住み、食べたいものが食べられて、何不自由なく生活できているのは決して自分たちでも、あまつさえ為政者たちのおかげではない。戦陣に散り、戦渦に倒れた幾百万ともいわれる尊い生命の犠牲の上に成り立っているという事実を今一度痛感せねば…。
あっ、すいません…。広島と山口で痛飲もする予定です…。
では行ってまいります。
アウェー戦自走運行係 記
2015年10月19日 Posted by バクスタしゃなな班 at 16:35 │Comments(0)
崖っぷちの勝利〜J3 第32節 ガイナーレ鳥取戦

10月4日、レディースとのダブルヘッダーとなったこの日、弊班からは3名がダブル観戦。トップの試合からはさらに2名を加えての観戦となりました。もうだいぶ日も経ってしまったのでサクッと観戦記を記しておきます。
まず、朝から(←弊班的には)の観戦となったレディースの試合は、風が吹き付けかなり寒い中でメインスタンドでの観戦となりました。前節の試合では、まるで一年くらい前のチームに戻っちゃったの? と首を傾げるくらいにいいととろが見受けられなかったレディース。しかし、過密日程での国体での試合をこなし、4位となる好成績を挙げるもコンディション的に厳しいだろうな〜なんて思っておりましたが、今節はまた強いレディースに戻っておりました(笑)。
怪我で主力を欠くものの、攻守にわたって選手達の動きに溌剌さが戻り、いい感じにまとまっている。久美ちゃんの2ゴール、牧井選手のスーパーなミドルで前半に3得点。後半は泊選手の1ゴールを加え、相手に2得点とられたものの見事な勝利を納めました。パチパチパチ。この日久しぶりのレディース観戦となった班員達はその姿に「ちゃんとサッカーができてる…」「こんなに強くなっていたのね…」などとかなり失礼な発言もしつつ、「久美ちゃんかわいいー♡」「すごく元気で明るくていいわぁ〜」とかなり大満足の試合観戦だったようです(笑)。
レディース観戦のあとは昼食をとり、芝生の上でごろりと昼寝の予定でしたが、寒さに耐えきれず駐車場の車の中で1時間ほどの昼寝をしてからのトップ観戦です。

まさに「絶対に負けられない試合」が続く我らが長野パルセイロ。難敵ガイナーレ鳥取を迎えて午後5時半キックオフ。
今節、松原、都並両選手を欠きどんな布陣で挑むか注目しておりましたが、CBにパク・ゴン選手、ボランチに仙石、有永選手、右サイドに小山内選手を配置し、3-4-3的なフォーメーションでしたでしょうか。長野の攻撃はFWの勝又、駿太選手の特性を活かすためか割と縦にロングボールを入れていきます。しかし鳥取が思いのほか前に出てこないのでなんなく跳ね返してしまいます。時にはサイドから仕掛けクロスを入れるも人数が足らずシュートまでには繋がりません。全体的には締まった内容に感じたものの、両チームともシュートが1本ずつとちょっと迫力に欠けた試合展開でした。
そして後半がスタート。
後半も前半の流れのまま両チームの攻防が続きます。しかし後半66分にまず勝又選手に代わり土井選手、74分には仙石選手に代わってきゃー♡向選手がピッチに立ちます。すると、なんだか流れが長野に傾いてきた感が。そして残り10分を切った83分には小山内選手に代わって鮫島選手、駿太選手に代わってエース宇野沢選手が投入されます。もうこの時はサポーターも押せ押せムードで選手達をもり立てます。で、やはり宇野沢選手が効いたのでしょうか、しばらく見れなかった敵陣でのパス交換や斬り込んでからのシュートなど、攻撃にアクセントがついていい流れを呼び込みます。しかし時間はついに90分を過ぎて4分のアディショナルタイムへ…。1分半が過ぎたところでCKのチャンス! 蹴るのはきゃー♡向選手。その右足から放たれたボールの先には…頼れる兄貴、大島選手がまさにドンピシャ! 頭で合わせて決勝ゴールを奪うことに成功! 崖っぷちでの劇的ゴールでなんとか勝利をもぎ取りました。

いや〜最後の10分、いや15分かな。スタジアムは盛り上がりましたね〜。勝たねば今シーズンも終わりになるくらいの状況は、選手はもちろんサポーターも分かっているから当たり前と言えば当たり前なんですけど(苦笑)。しかし、大島選手のゴールが決まった時のスタジアムから沸き上がる歓声、雄叫び…。気がついたら班員全員が涙を流しながらのしゃななでした(笑)。前節に引き続きの後半の盛り上がりに私も大変興奮いたしました。やっぱいいもんですね応援するクラブがおらが街にあるっていうもんは。
さぁ〜、いよいよ残り7試合。
ますます目が離せません!
熊林ブーストに負けるなパルセイロ!
しかし、次節の秋田戦はまさかの欠席なんでつ…。
班長 記