ケンさんを聞きながら〜2016 J3 第6節 Y.S.C.C.横浜戦

トンネル抜ければ〜♪
海が見えるから〜♪
スタジアムに響き渡るケンさんの歌声。
そう、ここは横浜なのだと、あらためて思い起こさせてくれる。
テンガロンハットにマンダム顔で ♪
ワイルドにJeepを転がす ♪
4月24日の早朝、まだ眠い目をこすりながら、
狭いマイクロバスに乗り込んでこの旅は始まった。
今日の対戦相手はY.S.C.C.横浜。
3連敗中であるがゆえに余計にイヤな相手である。
空にはオレンジの円盤が飛ぶ ♪
ごめんよ 今は構っちゃいられない ♪
長野は前節同様4-4-2のフォーメーションで横浜を迎え撃つ。
試合開始から横浜がボールを繫いで長野に襲いかかる。
長野はロングボールを主体に前線へ放り込んでいく。
ポーン、ポーンとボールが空を飛んで行く。
それにしても、どうも最近は相手にボールを持たれている時間が多い気がする。
俺がやらなきゃ 誰がやるんだ ♪
ゼロから始めよう 俺は開拓者 ♪
そんな中、長野は守備から徐々にリズムを掴んでいき、
23分に佐藤選手がゴール前の混戦から左足を振り抜いて、
今シーズン待望の初得点を決める。
眉間に寄せた皺 伸ばしてみなよ ♪
眩しい笑顔 最強の武器だ ♪
昨年、ウノという絶対的エースを欠いて苦しい中、
ピッチを走り、ゴールを決めて頑張っていた佐藤選手の姿に
何度も涙を流しそうになった…。
心の中で何度、君の名を叫んだことか…。
ゴールを決めて、仲間とハイタッチを交わす笑顔が本当に眩しい。
お前もやるのか 力を貸せよ ♪
歴史に残るぞ お前も開拓者 ♪
前半を1-0で折り返した後半58分、
FKからのチャンスに内野選手がこれまた今季初ゴールを決める。
逆サイドからの狙いすましたヘッド弾がゴール隅へと吸い込まれた。
さぁ、こうなったらガンガンいこうぜ! もっと点を穫りにいくぜ!的な感じで
荒田選手に代わって近藤選手がピッチに送り込まれる。
が、しかし、なんと交代からわずか17秒でレッドカードを貰い一発退場。
俺の俺の俺の話を聞け〜♪
2分だけでもいい〜♪
近藤選手さぞ悔しかったでしょう。
審判にあれこれ言いたかったでしょう。
ベンチに戻る時の顔が忘れられない。
10人対10人となってしまったこの試合。
2点リードしていたのでそんなに不安を感じることはないものの、
ちょっと難しいゲームになってしまったようだ。
そんな中、近藤選手の退場をうけ、エース宇野沢選手が投入!
俺が信じられるのはそう 今だけ ♪
走り続けている今だけ ♪
走り続けている今だけ ♪
第2節の栃木戦で相手選手と接触し左頬を骨折し、
それ以来の試合出場となってしまった我らのウノ。
フェイスガードを装着し、1トップの形での復帰である。
やや難しい試合展開ということもあり、
活躍するシーンはほとんどなかった。
それでもピッチを走るその姿に、
熱いものが込み上げてくるのを隠す事はできない。
試合はこのまま2-0で終了。
アウェイ横浜の地で貴重な勝ち点3をゲット。
暫定ながら1位に浮上となりました。

今回の横浜戦では、あの「パルセイロだよ! 全員集合」が初のアウェイ放送という事で、土橋アンバサダーはもちろん、小鉄ちゃん、マンダム、ならびに番組スタッフさん達、そして老若男女のサポーターさん達、総勢30名ほどの楽しいツアーに参加させていただきました。この場をお借りして、お疲れさまでした! そして、ありがとうございました!
本文中でクレイジーケンバンドの曲から歌詞を引用させていただきました。
赤字は「タイガー&ドラゴン」、青字は「開拓者」より。
班長 記
2016年04月26日 Posted by バクスタしゃなな班 at 17:43 │Comments(0)
ナニワ蹴球道からのナゴヤ野球道vol.2~2016 NPB 中日×阪神

湧き出るように雑多な人が街にあふれ、
争うように雑多な看板が街にあふれ、
食いだおれの雑多な匂いが街にあふれる。
そして街を支配するのは強烈すぎる「自己主張」…。
C大阪U-23との試合後、O川観光の先導のもと難波に移動し、荷物を解いた我らを待ち構えていたのは「This is OSAKA」。
吸い寄せられるかのように人であふれかえる道頓堀のほとりに立つ。
その場で「人あたり」を起こした田舎者の我らは元パルセイロ(現奈良クラブ)塚本翔平選手のお父さん主催の「パルサポミーティングinなにわ」が開かれる店に早々と回避を決め込みました。
多額のスポンサードをしていただいたあるサポさんのおかげで美味しい料理とお酒を格安でいただくことができました。本当にありがとうございました。

翌日17日はナゴヤドームに移動してプロ野球「中日×阪神」を観戦。

ドアラは三塁側にも来てくれました!
「パルセイロだよ全員集合!!」でお馴染み、ダイナマイト関西 小鉄ちゃんと合流して三塁側(虎サイド)に陣取る。
同一カード3連敗は絶対に避けたい阪神・金本監督の執念の采配
(2名登録の捕手を使い切り、内野手登録の今成選手にマスクをかぶらせた!無理矢理サッカーに当てはめれば、ゴールキーパーがいなくなり、キーパー経験者をにわかゴールキーパーに仕立てるようなものか…)
も実らず、延長10回裏、中日ビシエド選手にサヨナラホームランを浴びた手負いの虎は尾張名古屋の地に力尽きた。
金本監督の意地が見れたことはいちプロ野球ファンとしては楽しいゲームでした。
ナゴヤドームは半旗でした…。
ハードスケジュールで駆け抜けた2日間の疲れがどっと出た若くない我らは「特急しなの」が名古屋駅を滑り出すとともにひとときの眠りをむさぼるのでした。
アウェー戦自走運行係 記
2016年04月19日 Posted by バクスタしゃなな班 at 17:43 │Comments(0)
ナニワ蹴球道からのナゴヤ野球道vol.1~2016 J3 第5節 セレッソ大阪U-23戦
この度、熊本・大分で地震の被害に遭われた方々に弊班一同、心よりお見舞い申し上げます。
「大分支部長」の無事も確認し、ひとまずは安堵の弊班です。
負けたくない気持ちで相手を倒し、
けんもほろろに出さるるレッド。
るールとは言えど、
なにわの地での夛田選手の退場は、山で
熊にでも出くわした事故のようなもの。
本能的に体が動いてしまったに違いない…。次節彼がいないのは
・
大いに痛いが、
分けただけでも「良し」としよう。
弊班は3人はサポーター仲間のO川さんより、至れり尽くせりの案内を受け、まだ馴染みの浅い「なにわ」の地に降り立ちました。
大阪の街を熟知していると言うより、完全網羅していると言っても過言ではない彼を親しみと尊敬を込めて「O川観光」と名付けました。
本当に助かりました。ありがとうございました。
こうやっていつも多くの皆様に助けられ、寄生する弊班です。今後ともよろしくお願い申し上げます。
2016 J3 第5節は4月16日、ヤンマースタジアム(大阪市長居)でセレッソ大阪U-23と午後2:00キックオフ。

「ヤンマースタジアム」でかい…
現地で久々に弊班東海支部長とも合流して、観戦開始。
この試合は前節後半から導入している4-4-2のシステムを採用した。
報道によれば前半はボールを持たれるのは「想定内」でブロックを作っていたようだが、観ている方はハラハラドキドキの連続だった。
しかし「エリート君」たちは巧い。
長野は1対1ではかなわない部分があったし、なにせ「寄せ」が早い。加えて相手を倒す「ツボ」も心得ているようだ。現にあの近藤選手が倒されるシーンも見受けられた。交代を告げられ、憮然として引き返してきた近藤選手の心中も穏やかざるものがあったに違いない。
さすがサッカー日本代表選手を何人も排出してきた鉄壁にして追随を許さない育成部門を有するセレッソがセレッソたるゆえんなのでしょう。
まさに「ナニワ蹴球道」。
ただガツガツ前に出てきて攻撃を仕掛けてくるようなことはあまりなく、「ヤバッ!打たれる!」と思った瞬間でもパスを出したりして、ちょっと?が部分があった。勝敗よりも形にこだわっているように見えてしまった。

後半11分、近藤選手に替え、菅野選手投入で第2波の攻撃モードに突入したかった長野だったが、19分、フリーで長野の右サイドを駆け上がって突入してきた相手選手を猛追した夛田選手がペナルティエリア手前付近で後ろから倒してしまった。
「それしかなかったよな…黄色か…」と思っていたらまさかの「レッドカード」。
守勢モードに突入するしかない。
采配はボランチを1枚削り、渡辺選手をワントップに据えて4-4-1に。縦のボールで長身の渡辺選手をポストにすればまだまだ得点のチャンスはある。
しかし、数的不利はいかんともしようがなく、試合終了0秒前に阪田選手の限りなく惜しいシュートで見せ場も作ったが、スコアレスドロー。
しかし「納得と安堵の勝ち点1」を獲得いたしました。
試合終了後、難波に移動して日本一、いや世界一強烈な個性を発する「ミナミ」でのブラブラ散歩に「ナゴヤ野球道」とは?
vol.2に続く。続報を待て。
アウェー戦自走運行係 記
「大分支部長」の無事も確認し、ひとまずは安堵の弊班です。
負けたくない気持ちで相手を倒し、
けんもほろろに出さるるレッド。
るールとは言えど、
なにわの地での夛田選手の退場は、山で
熊にでも出くわした事故のようなもの。
本能的に体が動いてしまったに違いない…。次節彼がいないのは
・
大いに痛いが、
分けただけでも「良し」としよう。
弊班は3人はサポーター仲間のO川さんより、至れり尽くせりの案内を受け、まだ馴染みの浅い「なにわ」の地に降り立ちました。
大阪の街を熟知していると言うより、完全網羅していると言っても過言ではない彼を親しみと尊敬を込めて「O川観光」と名付けました。
本当に助かりました。ありがとうございました。
こうやっていつも多くの皆様に助けられ、寄生する弊班です。今後ともよろしくお願い申し上げます。
2016 J3 第5節は4月16日、ヤンマースタジアム(大阪市長居)でセレッソ大阪U-23と午後2:00キックオフ。

「ヤンマースタジアム」でかい…
現地で久々に弊班東海支部長とも合流して、観戦開始。
この試合は前節後半から導入している4-4-2のシステムを採用した。
報道によれば前半はボールを持たれるのは「想定内」でブロックを作っていたようだが、観ている方はハラハラドキドキの連続だった。
しかし「エリート君」たちは巧い。
長野は1対1ではかなわない部分があったし、なにせ「寄せ」が早い。加えて相手を倒す「ツボ」も心得ているようだ。現にあの近藤選手が倒されるシーンも見受けられた。交代を告げられ、憮然として引き返してきた近藤選手の心中も穏やかざるものがあったに違いない。
さすがサッカー日本代表選手を何人も排出してきた鉄壁にして追随を許さない育成部門を有するセレッソがセレッソたるゆえんなのでしょう。
まさに「ナニワ蹴球道」。
ただガツガツ前に出てきて攻撃を仕掛けてくるようなことはあまりなく、「ヤバッ!打たれる!」と思った瞬間でもパスを出したりして、ちょっと?が部分があった。勝敗よりも形にこだわっているように見えてしまった。

後半11分、近藤選手に替え、菅野選手投入で第2波の攻撃モードに突入したかった長野だったが、19分、フリーで長野の右サイドを駆け上がって突入してきた相手選手を猛追した夛田選手がペナルティエリア手前付近で後ろから倒してしまった。
「それしかなかったよな…黄色か…」と思っていたらまさかの「レッドカード」。
守勢モードに突入するしかない。
采配はボランチを1枚削り、渡辺選手をワントップに据えて4-4-1に。縦のボールで長身の渡辺選手をポストにすればまだまだ得点のチャンスはある。
しかし、数的不利はいかんともしようがなく、試合終了0秒前に阪田選手の限りなく惜しいシュートで見せ場も作ったが、スコアレスドロー。
しかし「納得と安堵の勝ち点1」を獲得いたしました。
試合終了後、難波に移動して日本一、いや世界一強烈な個性を発する「ミナミ」でのブラブラ散歩に「ナゴヤ野球道」とは?
vol.2に続く。続報を待て。
アウェー戦自走運行係 記
2016年04月18日 Posted by バクスタしゃなな班 at 19:24 │Comments(0)
松原まつりと殺人キック~2016 J3 第4節 藤枝MYFC戦
「パルセイロ銀行」から笑けるほどゴール融資を受けてきた
大石選手が今期栃木SCに移籍したものの、その天敵がいなくても過去の相性からいって
「何か嫌~な藤枝」。

松尾元選手が笑顔で接客する「なから」さんの「きのこそば」とともに
2016 J3 第4節は南長野総合球技場に藤枝MYFCを迎えて、午後1:00キックオフ。
三浦監督をして「システムを変えてきた」と言わしめた藤枝。
やっぱり「何か嫌~な藤枝」。
3-4-3のシステムでバッティングしてしまい、
「がっぷり四つ」に組んだまま、長野は「サイド攻撃」、藤枝は「縦パス」の応酬がありつつも、
選手の頭上をボールが飛び交う「ぽんぽんサッカー」に終始し、
さらに「微妙な判定」も加わって場内は
「何か嫌~な雰囲気」。
前半29分コーナーキックから失点…。
やっぱり「何か嫌~な藤枝」。
後半開始直前、ホームスタンド側のタッチラインに
「縦にデカい選手」と「横にデカい選手」が並ぶ。
後半頭から、且つ2人同時、しかも2人ともFWの交代劇。
システムも4バック、渡辺選手・近藤選手の2トップに変更。
このスパイスが結果的にのちの同点弾・逆転弾を生むことになる。

弊班班員通称「SE」。
彼は素人が大半を占める弊班にあってサッカーに対し「激アツ」なハートの持ち主であり、
知識も豊富だ。
後半、彼の予感がまるで「見て来たか」のように的中し始める…。
4バックになって、ある程度の「自由」を手に入れたDF松原選手。
積極的に「駆け上がる運動」を開始する。
「松原選手、きょうスゲーいいよ。決めるんじゃね?」とつぶやいた直後の後半20分、
セットプレーから頭で合わせて同点弾!!
相手の反則から得たFKの際にはSEが叫ぶ「近藤選手が蹴って相手を悶絶させろ!」
(筆者註…実際に放った言葉には不適切な表現が含まれておりましたので意訳して掲載しております《笑》)

※近藤選手が蹴ったボールはこんなイメージでした。
近藤選手の「殺人キック」のボールが相手の「壁」に見事命中、
当てられた相手選手は倒れたままピクリとも動かない…。
そりゃ、あんなの当てられたら誰でも倒れる。
やっと起き上がった相手選手に自然と拍手が湧いたのも不思議ではない。
前出「SE」の予感劇場はまだ続く。
殿下の宝刀「ロングスロー」を何度も魅せる松原選手に
「もう1点取るんじゃね?」
後半26分、またも松原選手がねじ込んで逆転弾!!
「SE」恐るべし…。


その後、逆転勝利で心が満開の弊班、桜が満開の城山公園の「花見小屋」に移動して
夜桜と夜景を堪能しながら宴は夜がふけるまで続くのでした。
アウェー戦自走運行係 記
大石選手が今期栃木SCに移籍したものの、その天敵がいなくても過去の相性からいって
「何か嫌~な藤枝」。
松尾元選手が笑顔で接客する「なから」さんの「きのこそば」とともに
2016 J3 第4節は南長野総合球技場に藤枝MYFCを迎えて、午後1:00キックオフ。
三浦監督をして「システムを変えてきた」と言わしめた藤枝。
やっぱり「何か嫌~な藤枝」。
3-4-3のシステムでバッティングしてしまい、
「がっぷり四つ」に組んだまま、長野は「サイド攻撃」、藤枝は「縦パス」の応酬がありつつも、
選手の頭上をボールが飛び交う「ぽんぽんサッカー」に終始し、
さらに「微妙な判定」も加わって場内は
「何か嫌~な雰囲気」。
前半29分コーナーキックから失点…。
やっぱり「何か嫌~な藤枝」。
後半開始直前、ホームスタンド側のタッチラインに
「縦にデカい選手」と「横にデカい選手」が並ぶ。
後半頭から、且つ2人同時、しかも2人ともFWの交代劇。
システムも4バック、渡辺選手・近藤選手の2トップに変更。
このスパイスが結果的にのちの同点弾・逆転弾を生むことになる。

弊班班員通称「SE」。
彼は素人が大半を占める弊班にあってサッカーに対し「激アツ」なハートの持ち主であり、
知識も豊富だ。
後半、彼の予感がまるで「見て来たか」のように的中し始める…。
4バックになって、ある程度の「自由」を手に入れたDF松原選手。
積極的に「駆け上がる運動」を開始する。
「松原選手、きょうスゲーいいよ。決めるんじゃね?」とつぶやいた直後の後半20分、
セットプレーから頭で合わせて同点弾!!
相手の反則から得たFKの際にはSEが叫ぶ「近藤選手が蹴って相手を悶絶させろ!」
(筆者註…実際に放った言葉には不適切な表現が含まれておりましたので意訳して掲載しております《笑》)

※近藤選手が蹴ったボールはこんなイメージでした。
近藤選手の「殺人キック」のボールが相手の「壁」に見事命中、
当てられた相手選手は倒れたままピクリとも動かない…。
そりゃ、あんなの当てられたら誰でも倒れる。
やっと起き上がった相手選手に自然と拍手が湧いたのも不思議ではない。
前出「SE」の予感劇場はまだ続く。
殿下の宝刀「ロングスロー」を何度も魅せる松原選手に
「もう1点取るんじゃね?」
後半26分、またも松原選手がねじ込んで逆転弾!!
「SE」恐るべし…。


その後、逆転勝利で心が満開の弊班、桜が満開の城山公園の「花見小屋」に移動して
夜桜と夜景を堪能しながら宴は夜がふけるまで続くのでした。
アウェー戦自走運行係 記
2016年04月11日 Posted by バクスタしゃなな班 at 18:38 │Comments(0)
酒と煙草と盛岡と長野 〜 2016 J3 第3節 対グルージャ盛岡戦

開幕戦では大分トリニータに負けたものの、第2節では栃木SCに勝ちきり、1勝1敗で迎えた3節の相手は、なんとな〜く相性が悪い感じがするグルージャ盛岡。しかもアウェイ戦だし、盛岡さんにとってはホーム開幕戦。今だ勝点のない盛岡さんとしては何としても勝利を掴むために気合いを入れてくるのは間違い無し。なかなか難しそうな今節の予感。弊班は2名がまだ春浅い東北・盛岡の地へ行ってまいりました!
当初、オフィシャルツアーバスで参戦しようと思っていたのですが、気づいたらすでに募集終了。相変わらずの計画性のなさです(笑)。お金はちょっとかかるけど「新幹線で行けるからそれもオッケー♡」な感じで、6時18分発の新幹線あさまに乗り込み盛岡へと旅立ちます。しかし、新幹線ってホントらくちんですね〜。当たり前ですが座っているだけで目的地に運んでくれるし、とにかく早いし、時間は正確だし、車の運転の心配が無いから飲めるし…。普段は自走をメインにアウェイの地へ行く弊班としてはありえない移動環境です(笑)。
そうこうしてる間に9時52分盛岡駅に到着。さて、試合開始までにはまだたっぷりの時間が。この日の天気予報は雨マークで、スタジアムで濡れながらスタメシを食べるのも切ないので「早めに食事を済ませておきましょう」という事になり、現地で合流した弊班技術顧問のサッカー大好き♡K池さんと盛岡駅構内のお店へと向いました。

はいっ、朝からやってる立ち呑み屋さん(笑)。駅ビルの地下1Fの「めんこい横丁」の一角にある、昔ながらの風情が素敵な昭和を感じさせる渋いお店です。まずは生ビールを注文。お通しは切り干し大根であります。

さて「おつまみは何があるかな〜」と店内にびっしり貼られたメニューを見回すとこんなものを発見。

立呑 頭シリーズ??? とりあえず内容は聞かずに「ハムの頭」注文してみました。

なんとハムカツにカレーがかかった一品でした。「あ、なるほど、あたまね〜」ピンときました。牛丼の吉野家のメニューに「アタマの大盛」ってのがあるのですが、これは「ご飯は並盛りで具は大盛り」という内容。そういえば店内にはカレーのいい香りが漂っており、メニューには「ハムカツカレー」や「カツカレー」があります。そこから察するにご飯をのぞいた具材の事を「頭」と呼んでいるみたいですね。いや〜スパイシーなカレールーがかかったハムカツ、おつまみに最高です♪ その他にも「豚皿」や「とり天」、盛岡ならではの「じゃじゃ味噌きゅうり」などをつまみに生ビールをグイグイいかせていただきました。

「豚皿」濃いめの味付けがビールに合う♪

「とり天」お塩でいただく熱々ジュシー♪

「じゃじゃ味噌きゅうり」盛岡名物じゃじゃ麺の肉味噌がのったきゅうり♪
「いや〜、試合はもういいからこのまま飲み続けて、今回の旅は終わりにしても大満足ですな〜」などと不謹慎な言葉が出るくらいイイ感じに仕上がり、後ろ髪を引かれながらもタクシーを拾い試合会場へと向います。

12時前に「いわぎんスタジアム」に到着。まずは勝利を願ってビールで乾杯♪ K池さんと焼き鳥をつまみにじゃんじゃん飲みます(笑)。ちなみにこんなご当地ヒーローもいらっしゃいました。

「鉄神ガンライザー」Wikipediaによりますと、東日本大震災後「岩手の子供たちに元気と笑顔を!」を合言葉に誕生したご当地ヒーローらしいっす。右胸の「岩」文字のあしらいがかっちょええ。
試合前にはロックバンドによるオフィシャルソングの披露などで華を添え、13時いよいよキックオフです。

盛岡のポール下にはパンダの姿が(笑)。
盛岡は昨年と比べると前線に大柄な選手が揃っている感じ。立ち上がり、盛岡は最終ラインを上げてかなりコンパクトな陣形の中で素早くボールを繋ぎ攻め込んできます。しかし対する長野は落ち着いて対応。前線からのプレスを怠る事なく、盛岡の繋ぎをうまく引っかけてカウンターからチャンスを作り出します。そんな中、17分という割と早い時間帯にCKから待望の先制点が生まれます。ゴールを決めたのは新加入の荒田選手。泥臭くも松原選手がそらしたこぼれ球に地上スレスレな感じで頭から詰めてJ3初ゴールを決めます。その後何度もいい形を作りゴールを狙いますが1-0で前半を終えます。

ハーフタイムには盛岡の市民食とも呼ばれる福田ぱんの「メンチカツぱん」をいただきました。
いい感じで前半を終えた長野。このまま追加点を奪うのも時間の問題か…などと若干余裕を感じながら後半スタート。しかし風下の影響もあってか、逆に盛岡が次第にリズムを取り戻し攻め込むシーンが増えてきました。膠着状態が続く中、長野は先制点を決めた荒田選手に代わり勝又選手を投入。さらに東選手に代わり菅野選手をピッチに送り込み戦局の打開を試みます。いや〜ゴールこそ生まれなかったものの、菅野選手の動きがキレキレでよかったですね〜。苦しい時間帯の中でも、タメを作り、ドリブルで仕掛け、ゴールを狙うといった感じで「いい動きをしているなー」っと素人目にも写りました。その後、仙石選手の代わりに碓井選手を投入し大人な対応?でうまく逃げ切り、追加点は奪えなかったものの虎の子の1点を守り抜いて見事に勝利となりました。よかったよかった。
さてさて試合終了後にはこんな事が。
長野の勝利の余韻を味わうためひとまず喫煙所へ。すると「あの〜、長野のチャントで歌詞の分からないところがあったのですが…」と声をかけてきた方達がいらっしゃいました。聞けば仙台サポさんで、ご子息が東選手と同級生だったとか(ユースで同じチームだっかたな?)で、東選手を応援に盛岡に駆けつけたそうです。しばし歓談。レディースの試合もあるので是非長野の新スタにもお越しくださいとお話しさせていただきました(笑)。さらに、そんなワシ達のそばでタバコを吸っていた男性が「あの〜」と声をかけてきました。すると何と三浦選手のお父様! 今年長野に移籍した息子さんの応援のため「追っかけやってます!」だそうです(笑)。
こうやって違うサポ同士でいろいろなお話しができたり、同じサポ同士でも喫煙所をきっかけにお近づきになれたり、何かと煙たがれるタバコ吸いではありますが、こんな喫煙所コミュニケーションもまたいいものですね♪

しかしなんですなぁ。かなり飲んでいたにもかかわらず(おそらく生ビール6〜7杯)、意外に普通に試合観戦できた自分にびっくりです。試合後はシャトルバスに揺られ盛岡駅に戻り、帰りの新幹線の待ち時間にさらに違う立ち呑み屋さんを発見してビールで乾杯しましたとさ(笑)。ちゃんちゃん♪
班長 記
2016年04月05日 Posted by バクスタしゃなな班 at 00:00 │Comments(0)
復活!しゃなな班!班長の怒りを鎮めろ!今季初勝利~ 2016 J3 ホーム開幕戦 対栃木SC戦
全世界を震撼させた、『バクスタしゃなな班 解散表明』から開けて2日。
ようやくふがいない遅筆な班員がホーム開幕戦の観戦記に手をつけた模様です…。
時は流れ、緑さんとの練習試合も終わり、今や盛岡の地で第3節の激戦が展開されていることでしょう。その前に、ホーム開幕戦を記しておきます。

この日のゴール裏は「コレオグラフィー」を展開!
3月20日。快晴。でも風は強し、冷たし。
待望のホーム開幕戦を迎えた南長野では、きのこ汁の振る舞いやライオー君のハイタッチお出迎え、甲冑隊のお出迎え、そしてピッチでは『福男選び』なるものなど、たくさんのイベントが行われた模様。残念ながらレポート担当、キックオフぎりぎりに到着したため、詳細は風の噂のみ…。
チケットをゲットし、いそいそとスタンドに向かう途中に聞こえてきたリスペクト宣言で「栃木の皆さん、明日もお休みなのでゆっくり観光をしてください」と秀逸なコメント。いいですね♪サッカーをきっかけにどんどん長野を楽しんでもらいたいものです。

さて、スタンドに到着。
ほぇ~~。
アウェースタンドが黄色く埋まっています。
これがJ2経験チームです。
前節の大分戦に引き続き、バクスタでも班員が気を引き締めます。
と、キックオフの前に。こちらをまず。
今シーズンより、我らが反省会定宿ならぬ定店である「ナカラ」さんがスタグルに出店!(え~、試合後のオープンは大丈夫なの~)などと要らぬ心配をよそに、元気なスタッフが元気な声を張り上げておりました。そ・し・て!そこには、元パルセイロ戦士“松尾 昇悟”の姿が!

そりゃ~、飲んじゃうよね。どんなに寒くったって生ビール。
「ナカラ」さんの本日の目玉はコチラ!

具だくさんなあったか『きのこそば』です!
身も心もあたためていただきました。
さて、キックオフ。
スタメンに、宇野様、東ックス、仙石、内野を新たに起用。
(大島選手がリザーブにもいない……ケガかしら…)
対する栃木SC、やはり注目は昨年チンチンやられたO石選手が要注意です。
前半からパルセイロのいい感じな動きが続きます。
とくに両サイドの天野っちと夛田っちの動きが目を惹きます。
オーバーラップからの攻守の切り替え。
(そうか…。夛田くんただのイケメンじゃなかった…)心の声。
なんとなく…ゴールの予感。
と、宇野様の鋭いシュートが!バーに阻まれ…。
有永の枠にいった(!)シュートがGKに阻まれ…。
なかなかネットが揺れません。
「東ックスもいい動きしてるよね」
「阪田もいいな~」
「天野っち!天野っち!」
「なんか今年の新加入は芸人が多いね…」
そんな意味があるようなないような会話がバクスタで飛び交います。
そんな中、42分。仙石のフリーキックに、
新加入の阪田選手がヘッドで合わせて先制!
前半での先制点はうれしい限りです。
そして後半戦へ。
後半は栃木さんも激しいプレスをかけてきて、なかなか追加点が決まりません。
そ、そこに…宇野様が接触!流血で交代に…。
なんかヘンな音がしましたよ…。
バクスタまで聞こえてきましたよ…。
心配至極です(左頬骨骨折/全治6週間が公式発表)。
宇野様に代わり、渡辺選手がIN。
ちょっとふわふわした感じになってきましたが、なんとか栃木の猛攻をしのぐパルセイロ。東ックスに代わり、菅野選手IN。仙石選手に代わり、パクゴン選手IN。この時点で、三浦文監督、守り固めに入った感がありました。
そして後半49分、天野っちが黄札2枚で退場に…。
それでも、虎の子の1点を死守し、今シーズンの初勝利を飾りました!
今季初の祝杯決定!
印象的だったのが、試合終了後の栃木サポ。
激しいブーイングが選手に飛んでいました。
が、実は反省会の席で先輩サポに聞いたところ、
「栃木サポもあんなにブーイングをしたのは初めてなんだよ。開幕戦から勝ち点3をとれないチームへの、本当の“愛のブーイング”なんだ、あれは」
とのこと。J2から降格してきたプライド。
絶対に1年で戻るぞ!というプレッシャー。
私たちだって他人事じゃない。
…とちょっと気を引き締めた試合終了後の出来事でした。
遅くなり大変申し訳ありませんでした。
副班長見習い 記
ようやくふがいない遅筆な班員がホーム開幕戦の観戦記に手をつけた模様です…。
時は流れ、緑さんとの練習試合も終わり、今や盛岡の地で第3節の激戦が展開されていることでしょう。その前に、ホーム開幕戦を記しておきます。

この日のゴール裏は「コレオグラフィー」を展開!
3月20日。快晴。でも風は強し、冷たし。
待望のホーム開幕戦を迎えた南長野では、きのこ汁の振る舞いやライオー君のハイタッチお出迎え、甲冑隊のお出迎え、そしてピッチでは『福男選び』なるものなど、たくさんのイベントが行われた模様。残念ながらレポート担当、キックオフぎりぎりに到着したため、詳細は風の噂のみ…。
チケットをゲットし、いそいそとスタンドに向かう途中に聞こえてきたリスペクト宣言で「栃木の皆さん、明日もお休みなのでゆっくり観光をしてください」と秀逸なコメント。いいですね♪サッカーをきっかけにどんどん長野を楽しんでもらいたいものです。

さて、スタンドに到着。
ほぇ~~。
アウェースタンドが黄色く埋まっています。
これがJ2経験チームです。
前節の大分戦に引き続き、バクスタでも班員が気を引き締めます。
と、キックオフの前に。こちらをまず。
今シーズンより、我らが反省会定宿ならぬ定店である「ナカラ」さんがスタグルに出店!(え~、試合後のオープンは大丈夫なの~)などと要らぬ心配をよそに、元気なスタッフが元気な声を張り上げておりました。そ・し・て!そこには、元パルセイロ戦士“松尾 昇悟”の姿が!

そりゃ~、飲んじゃうよね。どんなに寒くったって生ビール。
「ナカラ」さんの本日の目玉はコチラ!

具だくさんなあったか『きのこそば』です!
身も心もあたためていただきました。
さて、キックオフ。
スタメンに、宇野様、東ックス、仙石、内野を新たに起用。
(大島選手がリザーブにもいない……ケガかしら…)
対する栃木SC、やはり注目は昨年チンチンやられたO石選手が要注意です。
前半からパルセイロのいい感じな動きが続きます。
とくに両サイドの天野っちと夛田っちの動きが目を惹きます。
オーバーラップからの攻守の切り替え。
(そうか…。夛田くんただのイケメンじゃなかった…)心の声。
なんとなく…ゴールの予感。
と、宇野様の鋭いシュートが!バーに阻まれ…。
有永の枠にいった(!)シュートがGKに阻まれ…。
なかなかネットが揺れません。
「東ックスもいい動きしてるよね」
「阪田もいいな~」
「天野っち!天野っち!」
「なんか今年の新加入は芸人が多いね…」
そんな意味があるようなないような会話がバクスタで飛び交います。
そんな中、42分。仙石のフリーキックに、
新加入の阪田選手がヘッドで合わせて先制!
前半での先制点はうれしい限りです。
そして後半戦へ。
後半は栃木さんも激しいプレスをかけてきて、なかなか追加点が決まりません。
そ、そこに…宇野様が接触!流血で交代に…。
なんかヘンな音がしましたよ…。
バクスタまで聞こえてきましたよ…。
心配至極です(左頬骨骨折/全治6週間が公式発表)。
宇野様に代わり、渡辺選手がIN。
ちょっとふわふわした感じになってきましたが、なんとか栃木の猛攻をしのぐパルセイロ。東ックスに代わり、菅野選手IN。仙石選手に代わり、パクゴン選手IN。この時点で、三浦文監督、守り固めに入った感がありました。
そして後半49分、天野っちが黄札2枚で退場に…。
それでも、虎の子の1点を死守し、今シーズンの初勝利を飾りました!
今季初の祝杯決定!
印象的だったのが、試合終了後の栃木サポ。
激しいブーイングが選手に飛んでいました。
が、実は反省会の席で先輩サポに聞いたところ、
「栃木サポもあんなにブーイングをしたのは初めてなんだよ。開幕戦から勝ち点3をとれないチームへの、本当の“愛のブーイング”なんだ、あれは」
とのこと。J2から降格してきたプライド。
絶対に1年で戻るぞ!というプレッシャー。
私たちだって他人事じゃない。
…とちょっと気を引き締めた試合終了後の出来事でした。
遅くなり大変申し訳ありませんでした。
副班長見習い 記
2016年04月03日 Posted by バクスタしゃなな班 at 14:41 │Comments(0)
4月1日付 しゃなな速報
4月1日(エイプリルフール)の夜7時、
AC長野パルセイロを応援するサポーターグループ
「バクスタしゃなな班」の班長が
解散を表明。
いつまでたってもホーム開幕戦の記事を書かない班員に
班長のH氏がブチ切れたことが原因と見られる。
ウソ班員 記
AC長野パルセイロを応援するサポーターグループ
「バクスタしゃなな班」の班長が
解散を表明。
いつまでたってもホーム開幕戦の記事を書かない班員に
班長のH氏がブチ切れたことが原因と見られる。
ウソ班員 記