白熱のライバル対決!~J3 最終節 対FC町田ゼルビア戦

今シーズン最後の試合。
ライバルFC町田ゼルビアを迎え晩秋のホーム南長野で行われました。
町田さんは優勝そして昇格に向けて絶対落とせない試合。
対する長野もここホーム南長野で、
相手チームに優勝カップを掲げさせるわけにはいかない、
お互いの意地とプライド、闘志と熱き想いが火花を散らす注目の一戦であります!





結果はすでにご存知の通り、
1-1のドロー!
優勝の行方は山口も鳥取に引き分けたため、
得失点差で上回る山口がJ3参入1年目で見事優勝をかっさらいました。

町田さん…
フライング誤報でまさかの天国から地獄…。
ワシ達もどうしたらいいのか困ってしまいました…。



さて、試合の方ですが、
最終戦にふさわしい、とてもしまったナイスな試合でしたね。
両チームの選手達の躍動感あるプレーに心躍らせ、
90分間があっという間に過ぎてしまった楽しく魅力溢れる試合でした。

7000人を超す観衆で埋まったスタジアム。
その屋根に反響し響く両チームサポーター達の応援。
そして熱い試合。
試合から数日しか経っていないのですが、
すでに遠い記憶のような…そんな感じです。
きっと夢心地な状態だったんでしょうね。



なにはともあれ、両チームの選手の皆さん、スタッフの皆さん、
そしてサポーターの皆さん、おつかれさまでした!

最後に、
ライバル決戦にふさわしい試合を、ありがとう町田さん。
優勝は叶わなかったけど入れ替え戦がんばってください。
弊班も陰ながら応援しちょります。



そして今日から公式に退団選手のお知らせが…
わかっちゃいるけど、せつないな〜(涙)。

班長 記
  


2015年11月27日 Posted by バクスタしゃなな班 at 17:12Comments(0)

町田ゼルビアに告ぐ!〜2015シーズン最終戦に向けて

来る23日は、いよいよシーズン締めくくりの最終戦。宿敵FC町田ゼルビアをホーム南長野に迎えての一戦であります。

町田さんは前節、首位山口さんに追いつき、優勝そして昇格のかかった大一番を迎えることとなり、対する長野は昇格の夢は破れたものの、ライバル町田さんとの決着を付けるために、そしてまた来季への新たなスタートとしても絶対に譲れない戦いである事は疑いのないところであります。

まぁ来季の事はともかく、今そこに試合がある限り、全力で敵を倒し勝利する事が当たり前だのクラッカーであり、それを全力でサポートするのがワシ達の役目でもありんす。

はいっ! 語尾が怪しくなってきたところで既にお気づきかと思いますが、この痺れる最終戦に向けて弊班なりの、“煽り”ポスターを作成いたしましたので、どうぞご覧ください。



ん? 何かが違うような…。煽ってないし…(汗)。
もちっとガツーンといきたいですよね。



あれれ? なんだかこれも違うような…。
よく聞くフレーズだし、スポ根マンガかっ!(ベシっ)←突っ込み音
なんかこう、もっとオリジナリティが欲しいですよね。



どうでしょう。この嫌な感じ。
「アディショナルタイム4分」というのが、まさに今シーズンを象徴するかのようです。加えて町田さんのアディショナルタイムで追いついたり勝ちきったりする、その勝負強さを表していますね…。
って、おいおい、これじゃ一体どっちが煽っているのか分からないよ(涙)。大体こんなネタ町田さん知らねーし。このブログ見てる人しか分からないネタだよ…。

うーむ。町田さんに絶対に勝てるもの…。それをアピールして煽らなければ!



もういい加減にしろよ!
屋根より女子マネの方がいいよ!



「大事な一戦の前にふざけた事しやがって」とお怒りの皆さま、大変失礼いたしました。

私だって、昨年の「逆襲の長野」や「長野の夢を掴み取れ!」ポスターみたく緊張感溢れるものを作りたかったんですよ、本当は。でもこんなアイディアしか出ないんだもの!(ぶちっ)←逆切れ音

えっと、まぁ、ゆるい班活動なので許してください…。ちょこっとだけでもクスッとしていただいて、肩の力を抜いて当日に挑んでいただければ幸いです。

絶対勝つぞー!
日曜が楽しみじゃーっ!

いや、月曜ですから…。


班長 記
  


2015年11月20日 Posted by バクスタしゃなな班 at 23:44Comments(0)

昇格の夢、途絶える〜J3 第38節 SC相模原戦

ここ数試合、
ねばりの逆転勝利や今シーズン最多得点を挙げて、
快進撃を続ける我らがAC長野パルセイロ。
「こ、こりはもしかして…」と、
他力本願な状況は変わらずとも
「とにかく勝ち続ければ何かが起きる」と信じておりました。

しかし、
首の皮一枚、いやほんとに薄皮一枚ほどでしたが
残っていた昇格への夢が、
昨日行われたJ3 第38節 SC相模原戦で切れてしまいました。


_| ̄| コロコロ ((○


すみません。
今節は観戦記らしいものは書けないっす…。
ピッチからはるか遠いゴル裏で観ていたので
正直、試合内容はよく分からんかったとです。

なんとなくですが、
相模原の選手達の方がモチベーションも高く、
時にガツガツ、時にガツーンと
強さを発揮していた感じです。


ただ、
昇格への夢は途絶えたけれど、
シーズンはまだ終わっちゃいません。

最後までチームと、
そして選手達と共に勝利を目指して
戦うのみです!


以下この日の様子を写真とともに。



充実のフードパークエリアは長野サポがいっぱい。




焼きそば! 焼きそば!! 焼きそば!!!


入場待機列もこの長さ!


選手入り待ちの様子。



どんよりと曇った空も試合開始前には青空に。
陽射しはまるで夏のようでした。


一人フラッグを振り続ける少年。


試合後、ゴル裏での挨拶を終えてメインへと向かう選手達。
その胸に去来する想いはいかようなものか…。


泣くのは最終戦を終えてからだ!


班長 記  


2015年11月16日 Posted by バクスタしゃなな班 at 22:46Comments(0)

初物づくし~2015 J3 第37節 Y.S.C.C.横浜戦

「ヒリヒリする感覚」無しで長野の試合を観れたのはいつ以来だろう?

今季前節まで1試合で2点以上取れず、もがき苦しんだ長野はここまで1点差に笑い、1点差に泣いたゲームが実に22試合…。
2点しか取れない中で2点差の完勝(これが「完勝」と言えるかどうかの判断は置く)はたった4試合。

筆者の白髪も増殖するわけです。(これは単純に老化か?)

大量得点での勝利は実にJ2・J3入れ替え戦進出を決めた昨年の11月23日、くしくも同じ相手、Y.S.C.C.横浜戦(6-1)まで遡らなければならない。
この1年いろいろなことがありましたね…。
入れ替え戦の涙、ケガ人続発、新スタジアム完成、超新星山口の跋扈、あまつさえ監督交代…。

おっと!まだ何も終わってはいない!
感傷に浸るのはまだ早い。

2015 J3 第37節は南長野総合球技場でY.S.C.C.横浜(以下横浜)を迎えて、
11月7日午後1:00キックオフ。


弊班としては「逆転の焼きそば」と位置づけたい(笑)

横浜の攻撃は常時前進。ひとたび敵陣に進軍したらば撤退はない。すさまじいまでの突撃を仕掛ける。おのずとそちこちで肉弾戦を引き起こした。
横浜は攻めあぐんだ挙句、最終ラインまでボールを下げるなんて小賢しいマネはしない。この「突撃の美学」は観ている方からすれば潔くて楽しい。


「長野は受け身になるとやられるよ」などと話していたまさにその時、パスをさらわれてカウンターを食らい先取点を許す。
開始早々前半6分の前節J-22戦のリプレイを観るかのような失点に客席はざわついた…。
が、平静を取り戻すには時間はかからなかった。
それはいつもより増して活発な選手たちの運動量に4,000人を超える観客が「すぐ追いつき、追い越せる」と予感していたからではあるまいか。

前節、接触で途中負傷退場したパク・ゴン選手が打ち所が良かったのか(失礼!)覚醒したように見えた。ボランチのポジションで今まではセンターラインから逸脱する運動がまずなかった彼が時にタッチライン付近を駆け上がったり、ゴール前に張り出したりとピッチ狭しと走り回っていた。報道によると監督の指示が出ていたらしいが、この新たな攻撃パターンの真価を露出せしめたのは意外にも早く前半22分のことだった。

ケガから復帰後初先発の西口選手が佐藤選手とパス交換をしながら右サイドを駆け上がりゴールラインギリギリからマイナスのクロスを上げ、ゴール前に走り込んだパク選手が頭で合わせて同点ゴール!
さらにロスタイムに大島選手が相手キーパーとの空中戦の末、キーパーがこぼしたボールを冷静に押し込んで逆転2-1!

前半で試合をひっくり返し、勢いに乗る長野だったが「2点以上取れない方程式」に当てはめると守勢に回ってしまうのか?
固唾を飲んで後半開始。
そんな心配は杞憂に終わった。

前半の勢いそのままに押し気味に攻める長野に待ちわびた瞬間はシーズンも佳境も佳境、第37節後半6分にやっと訪れた。

相手ゴール前で浮き上がったボールを「手負いの黄金の右足」がピタリと収め、振り向きざまに左足でシュート!
ネットに突き刺さったボールは宇野沢選手の今季初ゴール!
加えてチームとしても分厚く立ちはだかっていた「2点の壁」を破る今季初の1試合3点目。
両手で拳を作ってその場に座り込んだ宇野沢選手の心中に去来したものは何だったのだろうか…。

大ケガでシーズン前半を棒に振った同選手の浮上こそが長野の結果に連動し直結する。
やはり長野はどっちに転んでも「宇野沢のチーム」なのだ。

相手を突き放す「初物づくし」のこの得点が「眠れる獅子の自信」の目覚まし時計になった。
同28分に西口選手がさらに同34分に高橋選手がゴールを決め、終わってみれば5-1の快勝!


しかし同時刻に山口が盛岡に快勝したため今季長野のJ3優勝が完全消滅。
また町田は鳥取と引き分けたため、
長野はJ2・J3入れ替え戦進出への希望を首の皮(しかも薄皮←W氏の言葉を拝借)一枚残した。

「今季最終戦をして
『J2・J3入れ替え戦』進出決定戦たらしめる…」


この身悶えするような直接対決の展開に持ち込むためには次節長野が相模原に勝つ。これが人事。
得失点差を勘案すると次節「町田の負け」が条件。これが天命。

他に何か言うことがあるか?


アウェー戦自走運行係 記  


2015年11月09日 Posted by バクスタしゃなな班 at 18:51Comments(2)

背負うもの~2015 J3 第36節 JリーグU-22選抜戦

「勝負は時の運」
「勝敗は下駄を履くまで分からない」
「勝てば官軍負ければ賊軍」
「目くそ鼻くその争い」

勝負に関する言葉はあまたあれど、
この試合ほど「相撲に勝って勝負に負ける」の言葉を実感した試合はない。



班長は「やきそばパワー」注入です!!

2015 J3 第36節は南長野総合球技場でJリーグアンダー22選抜(以下J-22)を迎えて、11月1日、晩秋の穏やかな日差しのもと午後1:00キックオフ。
長野は帰ってきたエース宇野沢選手をスタメンで使えるようになり、鉄板になりつつある3-4-2-1。
J-22は4バックで中盤に分厚く人数を割き、整ったフォーメーションと規律ある運動で長野の攻撃を封じ込めようという意図が見てとれた。

J-22の選手は平均身長が180cm以上あるのではと思えるほどみんな「デカい」。
加えて、みんな「ウマい」。
個人技や足の速さで長野の選手が置いていかれる場面が頻発し、当然支配率は若武者たちの側が上回る。開始早々苦戦を覚悟した。

山田選手や都並選手がサイドから切り込むも、相手の規律ある守備で前半はシュートまでの形ですら思うように展開することができない。
縦のロングボールが右サイドの前線に張っていた山田選手に渡りシュート、また左サイドからは宇野沢選手の縦パスが有永選手に渡りシュートという観客を沸かせる場面もあったが、枠をとらえることができずにシュートはこの2本のみで前半が終了。



「勝利しか許されない長野」にアクシデント発生!
接触により、パク選手が戦線離脱…。さらに相手キーパーとの接触で宇野沢選手で頭に負傷。
頭にサポーターを巻き、ケガをしている右膝をガッチリ固めている満身創痍のエースの姿が痛々しい。

攻めに転じた後半30分、絵に描いたようなカウンターを食らい、痛恨の失点…。

すいません…、ここからはご批判を承知で書き進めてさせていただきます。
「終戦だ…。選手諸君、君たちはよくがんばった。ありがとう」
という思いが頭をよぎる。不思議と悔しさがなかった。あるのは選手たちへのねぎらいだけだった。
TOPの試合に出場機会の少ない「寄せ集め」ながらJ-22の若武者たちのウマさに脱帽していたし、J1・J2の「懐の深さ」を垣間みることができた。そこにはどうしようもない「格差」が横たわっている。こういうチームを山口や町田のように圧倒し、踏み潰すくらいのチーム力がなければ、「昇格も夢のまた夢」なのではないだろうか。

意識が来年へ向きかけた後半37分、しかし長野はまだ死んではいなかった。4~5人に右サイドで囲まれた宇野沢選手が走り込んできた佐藤選手に後ろ向きにパス、佐藤選手は相手が宇野沢選手のケアに人数を割き過ぎたためにがら空きになった左に動いてシュート!!
同点弾がゴールマウスの左上方に突き刺さった。

ゴール裏は「逆転しろ!」の意味を込めて歓喜のラインダンスを封印。大声援を送り続けた。
3分後、佐藤選手がボールを持ち、高橋選手が中央を駆け上がる。若さが出たのか、この運動に相手がまんまと釣られた。佐藤選手は左から走り込んできたフリーの菅野選手へのパスを冷静に選択。これを確実に決めた長野が逆転勝利!!



試合内容や個人のスキルは素人目にも長野を上回っていたJ-22だったが、背負っているものの大きさの違いが結果に出たのだろうか。
J-22にとっては「相撲に勝って勝負に負けた」試合だったように思えてならない。
もし勝利の女神がいるなら、失点しても下を向かなかった長野の選手たちの姿勢に微笑んでくれたような気がする。

前節山口戦から途中出場の菅野選手が得点が続いている。「菅野選手が入れば勝てる!」という精神的支柱が生まれた。次節もそれが続けば確信に変わる。
プレスに対し、ケガをしていた同選手の復帰を支えた医療スタッフに対する感謝を忘れなかった監督に気づかいの細かさが伝わってくる。

選手のみなさん、サポーターのみなさま。筆者は途中なかばあきらめかけてしまいました。
猛省し、最後まであきらめないことをここにお誓いいたします。

今季一、二を争う劇的勝利を手に入れた昇格を目指す長野だが、町田も勝ったため、現実は更に厳しくなった。最終節の直接対決でひっくり返すには今後、長野の全勝はもちろんのこと、町田の1分1敗以下の成績が求められる。6連勝で充実期を迎え、首位山口を猛追している町田にその成績を求めざるを得ないところに長野の苛烈なまでの不利さがある。(山口の全敗でもわずかな可能性が残されているが…)

相手の失速を願うのはけして気持ちのいいものではない…。



アウェー戦自走運行係 記  


2015年11月02日 Posted by バクスタしゃなな班 at 18:54Comments(0)