大晦日

今日で2014年も終わりですね。
今年も弊班ブログをご愛読いただき、
誠にありがとうございました。
どちらさまも、よいお年を〜♪
あ、手前味噌で恐縮ですが、
弊班のブログがナガブロさんで開催されていた
「ナガブロ ブログアワード」で

『熱血! 観戦レポート大賞』を受賞いたしました。
ありがとうございました〜♪
しゃなな班一同
2014年12月31日 Posted by バクスタしゃなな班 at 09:07 │Comments(3)
あれから2週間…2014 J2・J3入れ替え線
ふたばゴール! ふたばゴール! ラ〜ララララララ〜♪
ふたばゴール! ふたばゴール!
俺らのふたば! 俺らのふたば! 俺らのふたば〜♪
あの日の翌日、いきつけの駅前の立ち呑み屋へ足を運んだ。カウンターの端にはいつものようにFさんがいて、Tさん、Oさん、Wさん、そして弊班の2名。その他にもパルサポがいたかもしれない。カウンターの中には共に丸亀の地へ赴いた3名の若者もいる。皆、なんとも言いがたい表情で挨拶を交わし酒をあおる。誰一人前日の試合の事は口に出さずに…。
「死ぬ気で応援していたのか…」
「もっともっと、大きな声を出していたら…」
「あの時、焼きそばを食べていたら…」
「本当だったら今頃…」
たらればの妄想にとらわれ、行き場のない悔しさと悲しみにくれた。
現実をうまくとらえられない。この感情をどうしたらいいかわからない。
だが、丸一日が過ぎこの場所では皆笑顔で酒を飲んでいる。それは、辛い思いを忘れたいだけかも知れないし、ただ酒で紛らわしているだけかも知れない。傷の舐め合いかも知れない。でも今は、若いスタッフ達のまるでなんばグランド花月の舞台でも見ているかのようなドタバタ劇に腹をかかえ、笑い泣きしている。
そしていつの間にかテキーラやらウォッカやらを、選手チャントに各々の名前をあてはめて歌いながら一気にあおりはじめた。
「このチャントは、地域時代にキングと呼ばれたウチの選手のものなんだけど」
Fさんが歌いはじめた。
ふたばゴール! ふたばゴール! ラ~ララララララ~♪
ふたばゴール! ふたばゴール!
俺らのふたば! 俺らのふたば! 俺らのふたば~♪
そのノリのいいメロディに、その場にいた誰もが食いついた。
ふたばゴール! ふたばゴール! ラ~ララララララ~♪
ふたばゴール! ふたばゴール!
俺らのふたば! 俺らのふたば! 俺らのふたば~♪
それからは何回このコールで飲んだのだろう。そこにいた全員に空になったショットグラスが次々と回される。そしてまた始まる。
ふたばゴール! ふたばゴール! ラ~ララララララ~♪
ふたばゴール! ふたばゴール!
俺らのふたば! 俺らのふたば! 俺らのふたば~♪
ただ無性に楽しかった。
ばか騒ぎをして面白かった。
そして、笑顔を取り戻せた。
あれから2週間、なんだかんだ言って飲み続けた。正直まだモヤモヤとした気持ちは残っている。
でも「飲まなきゃやっていられない」じゃなくて、飲みたかった。
あのコールと共に、再び前を向くために。
班長 記
2014年12月21日 Posted by バクスタしゃなな班 at 18:50 │Comments(0)
獲らぬ「さぬき」の皮算用~2014 J2・J3入れ替え戦
歓声…悲鳴…怒号…嘆息…
AC長野パルセイロ史上最多の8,944名を飲み込んだ「東和田」は選手たちの闘志とともに異様な雰囲気に包まれた。
安息、平穏などはカケラもない。そこにあるのは殺気立った非日常だけだ。
それは現場に集結した8,944人、メディアを通じて観戦している者すべてが「楽な試合」でないことが百も承知だからだろう。


選手の入り待ちもこの日ばかりは特別だ
2014 J2・J3入れ替え戦第1戦はホーム東和田(長野市営総合運動場陸上競技場)にJ2カマタマーレ讃岐を迎えて開催された。
今季J2でもまれた讃岐とJ3 2位の長野の「経験値の差」がいかばかりかは素人の筆者には理解不能だ。
かと言って長野が1年間決してぬるま湯に浸っていた訳でもない。
成績だけではJ2昇格条件を4年連続でクリアし、じくちたる思いで後陣に道を譲ってきた長野の「おしん的我慢」も臨界寸前まできているのも事実であり、その忍耐の4年の経験値が低いとは誰にも言わせない。
しかし「今まで我慢してきたんだから上げてよ」なんて都合の良い願望を聞き入れてくれる余地など全くない冷酷な入れ替え戦第1戦は午後0時半キックオフ。


大方の予想通り、讃岐は「縦ポン」で攻めてくる。木島選手をターゲットにした縦パスの正確性に目を見張る。時に長野の守備の体制が整っていないと見るやカウンター攻撃をしかけてくる。硬さが出た長野は讃岐に主導権を握られ、決定機を作られるなど苦しい時間が続いた。しかし長野のDF陣が強力2トップをなんとか抑え込んで、0-0で前半を折り返す。

後半はやや長野が盛り返したが、讃岐に守備のブロックを作られ、攻めあぐむ。攻撃に人数をかけ過ぎるとカウンター攻撃を食らいあわやという場面も作られた。
こう着状態に火を着けたのは後半44分、長野は勝又選手と替わった高橋選手だ。1対1で放ったシュートは無情にもバーの上を越えていった。
歓声がため息に…。落胆する間もなく、高橋選手から出たパスを今度は宇野沢選手のが右から左隅を狙ってシュート!!
正直これは決まったと思った…。
気がついたら絶叫していた…。
これで勝てると思った…。
しかし入れ替え戦第1戦は長野に歓喜を呼ぶことはなかった。
0-0で試合終了。
12月7日の丸亀で入れ替え戦第2戦が行われ、天国か地獄かが決まる。
アウェーゴールという制度があり、1-1でも長野のJ2昇格が決まり、0-0だと延長さらにPKがあるようだ。
そんな「穫らぬ『さぬき』の皮算用」より勝って決めてくれることを信じています。

試合の反省会はいつものナカラへ。
ここにも昇格を信じてやまないヤカラがわんさか…。
アウェー戦自走運行係 記
AC長野パルセイロ史上最多の8,944名を飲み込んだ「東和田」は選手たちの闘志とともに異様な雰囲気に包まれた。
安息、平穏などはカケラもない。そこにあるのは殺気立った非日常だけだ。
それは現場に集結した8,944人、メディアを通じて観戦している者すべてが「楽な試合」でないことが百も承知だからだろう。

選手の入り待ちもこの日ばかりは特別だ
2014 J2・J3入れ替え戦第1戦はホーム東和田(長野市営総合運動場陸上競技場)にJ2カマタマーレ讃岐を迎えて開催された。
今季J2でもまれた讃岐とJ3 2位の長野の「経験値の差」がいかばかりかは素人の筆者には理解不能だ。
かと言って長野が1年間決してぬるま湯に浸っていた訳でもない。
成績だけではJ2昇格条件を4年連続でクリアし、じくちたる思いで後陣に道を譲ってきた長野の「おしん的我慢」も臨界寸前まできているのも事実であり、その忍耐の4年の経験値が低いとは誰にも言わせない。
しかし「今まで我慢してきたんだから上げてよ」なんて都合の良い願望を聞き入れてくれる余地など全くない冷酷な入れ替え戦第1戦は午後0時半キックオフ。


大方の予想通り、讃岐は「縦ポン」で攻めてくる。木島選手をターゲットにした縦パスの正確性に目を見張る。時に長野の守備の体制が整っていないと見るやカウンター攻撃をしかけてくる。硬さが出た長野は讃岐に主導権を握られ、決定機を作られるなど苦しい時間が続いた。しかし長野のDF陣が強力2トップをなんとか抑え込んで、0-0で前半を折り返す。

後半はやや長野が盛り返したが、讃岐に守備のブロックを作られ、攻めあぐむ。攻撃に人数をかけ過ぎるとカウンター攻撃を食らいあわやという場面も作られた。
こう着状態に火を着けたのは後半44分、長野は勝又選手と替わった高橋選手だ。1対1で放ったシュートは無情にもバーの上を越えていった。
歓声がため息に…。落胆する間もなく、高橋選手から出たパスを今度は宇野沢選手のが右から左隅を狙ってシュート!!
正直これは決まったと思った…。
気がついたら絶叫していた…。
これで勝てると思った…。
しかし入れ替え戦第1戦は長野に歓喜を呼ぶことはなかった。
0-0で試合終了。
12月7日の丸亀で入れ替え戦第2戦が行われ、天国か地獄かが決まる。
アウェーゴールという制度があり、1-1でも長野のJ2昇格が決まり、0-0だと延長さらにPKがあるようだ。
そんな「穫らぬ『さぬき』の皮算用」より勝って決めてくれることを信じています。

試合の反省会はいつものナカラへ。
ここにも昇格を信じてやまないヤカラがわんさか…。
アウェー戦自走運行係 記