遠かったよ、鳥取米子〜J3第28節ガイナーレ鳥取戦【試合観戦編】
注目の一戦、対鳥取ガイナーレ戦に2泊3日の行程で自走で米子に行ってまいりました！ 山陰地方初上陸であります。毎度の事ですが【試合観戦編】と【観光グルメ編】に分けて弊班の珍道中記をお届けいたします。
10月12日（日）、3連休の中日となったこの日、3名のしゃなな班一行は軽〜く観光を済ませてチュウブYAJINスタジアムへと向いました。初めて訪れたチュスタはすでに多くの黄緑色のサポーターで溢れかえっております。でもそんな中でもオレンジ率も結構高い感じ。スタジアム横の広場には屋台村がぐるりと囲み、ステージなども設営されていました。なんだかワクワクするぞ〜♪。
さて、当日券を購入し私と自走係はメインスタンドへ、もう一人の班員はゴル裏へと向います。高さはそんなにないものの、専スタでピッチも近いのでとても見やすい感じです。顔見知りのサポさん達とご挨拶も済ませキックオフの時間を待ちます。
13：00 KICKOFF
現在4位の鳥取としては上位陣との差を詰める絶好のチャンス、まさに昇格を賭けた大事な一戦とあってか序盤から押し気味に試合を進めます。しかしなんですな〜、小ちゃいおじさんことフェルナンジーニョ選手に大きいおじさんことハマゾッチ選手、このブラジルコンビはホントやっかいな相手です。しかもその二人だけじゃなく他の選手達もどんどん攻撃に絡んでくるのでまさに気が抜けない感じでした。
試合展開は、ハマゾッチ選手目がけて縦へ入れる鳥取、その高さに必死に食らいついて防ぐ長野のディフェンス陣、こぼれた球をキープしても中盤で奪われまたハマゾッチ選手へ、そして防ぐ長野、また中盤で奪われ…と繰り返しな感じ。中盤はまさに鳥取に支配されていましたね〜。それでも失点せずなんとか前半を終えようかと思えた矢先、アディショナルタイムに先制点を奪われてしまします（ガビーン）。ケンゴ選手もよく反応していたのですが、ハマゾッチ選手に当たってコースが変わったシュートがゴール隅に吸い込まれてしまいました。前半はまさに鳥取ペース。この試合に賭ける意気込みが長野より上回っている感じがしました。
ハーフタイム中「いや〜鳥取さん強いなぁ」「でも割と攻撃は縦のパスが多くて単調だったよね」「後半は繫いできたりするのかな〜」なんて会話していたのですが…
後半開始。いや〜、やってきました鳥取。まさかの予想通りパスを繋げて攻め込んできます。縦横無尽にピッチを駆け抜け、シュートだけじゃなくいや〜なパスも供給するフェルナンジーニョ選手。そしてハマゾッチ選手のその大きな体格を生かしてのポスト役、そしてサイドからのクロスに頭を合わせシュートを放つなど長野のゴールへと攻め込んできます。しかーし、そこで立ちはだかったのが我らが守護神ケンゴ選手。鳥取の怒濤の攻めもなんのその、スーパーセーブの連続で失点を許しません。すごいぞ、ケンゴ！
そんな中、長野は大橋選手に代わり向選手、勝又選手に代わり畑田選手をピッチに送り出し、システムを変えながら相手に対応していきます。すると徐々に長野が押し込んで行く展開に。そしてそして残り10分を切ったあたりでサイドから相手ペナルティエリア内に切れ込んで行った西口選手が倒されPKゲット！ それを冷静に宇野沢選手が決めてついに同点に追いつきます！
いや〜、長野に帰ってきてから動画で確認したんですが、ちょっと微妙な判定でしたね。まぁ、前回のホームでそれこそ疑惑のPKを鳥取に与えておりましたので、これで貸し借り無しというこんでキレイサッパリ水に流しましょう（笑）。ま、長いシーズンお互いいろんな事があるっつうもんです。それにしてもPK判定の後、鳥取の選手達は審判に詰め寄り猛抗議をしていたのですが、その間、相手ゴール前に立ち集中力を高めている宇野沢選手の姿が印象的でありました。
同点に追いついた長野。その後も追加点を狙い相手陣内に攻め込みますがタイムアップ。1-1のドローでこの試合を終えました。
素人目ながらこの試合は鳥取の強さをすごく感じました。球際の強さはもちろん技術や身体の強さ、そして昇格に向けての諦めない気持ち。そしてそんな強い鳥取に必死に食らいついていた長野の選手達。両チームの頑張りに拍手であります。見応えのあるゲームでありました。
残り5試合、このドローを生かせるようにガンバレ長野！ 弊班も全力で応援するのみでございます。それにしても、それにしても、このしびれる状況に、酒で弱っているこの胃がもつのだろうか…（苦笑）。
さぁ、次回は【観光グルメ編】。
しゃなな班は何を喰らい尽くしてきたのか？
乞うご期待！
班長 記
